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いつもの通りのゲーム小説でいつもの通りの意地の悪い黒……と見せかけて、最後には白いですええ。
あまり後味の悪い本は読みたくないけど、でも土橋作品を試してみたい方はこのシリーズを試してみてはいかがでしょうか。

それでは台詞解説。
人間らしさを捨て去れと言わんばかりの試練の続く天使へのテストで、奈々はすっかり人間性を摩滅させた……と自分でも思っていたら、まだ泣けた……というくだり。単体でもかなり破壊力の高い台詞ですが、実際の場面で見るとこれはもうね！

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絶対防御のアルテミスコードを持つが盲目の少女・ひなたと、自分の視覚を他人に見せられるただそれだけのアルテミスコードを持つ少年・宗太による二人三脚の物語。

３巻で、二人で手を繋ぐことによって新しいアルテミスコードを発現させた二人ですが、それについて研究するために二人は２４時間ずーっと手を繋ぎっぱなしでいることになってしまい……。
なんというかこう、実にシチュエーションの設定が上手いよねこんちくしょう！＞褒め言葉

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あれ？　土橋作品なのに白い！？
いや、もちろん途中経過にはいつものごとく自分だけ助かろうとする利己的な行動をとるようにわざわざし向けるいやらしさはいつも通りなんですけど、ね？

前回の続編でキャラも引き継いでます。
奈々かわいいよ奈々。