名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/12/04 - の記事

B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない

タイトル:B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない(小説:ファミ通文庫)
作者  :あやさとけいし:綾里けいし
絵師  :kona
デザイン:?
編集  :?

白雪さんさえ綺麗なら10年は戦える!

主人公の小田桐はもちろん、繭墨も、大家の七海でさえもまともではない、グロかったりどこか屈折した人間ばかり出てくるこのシリーズですが、白雪さんの白さがまぶしいですね。
しかし、このグロさがこのシリーズの味なわけなので全く正しいんですが。

10/12/03 - の記事

Strange Strange

タイトル:Strange Strange(小説:HJ文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :しばの番茶
デザイン:?
編集  :?

黒い。グロい。しゃれになんない。
でも間違いなく赤枠おすすめできる、そんな一冊です。

浅井ラボという作者の、ダークな方の一面をいかんなく発揮してまして、間違いなく一部のレーベルでは刊行にゴーサインが出せないレベル。

食事前とか、あるいは夜寝る前には読まない方がいいかも……
特に2話はやばいです。でも、グロいのさえ耐えられるならぜひとも読んで欲しい!

10/12/02 - の記事

墜落世界のハイダイバー2

タイトル:墜落世界のハイダイバー2(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

生身で空を飛び、サーフボードのような大質量の板をぶつけ合うことで生死をかけて戦う空戦アクション……なんですが。
これが妙に容赦ないというか黒い部分があります。
なにせ次から次へと人が真っ二つですからね!
その割にはさわやかなところもあって、なんとも不思議な感覚ですが、黒い部分が駄目じゃなければおすすめ。

10/12/01 - の記事

空色パンデミック Short Stories

タイトル:空色パンデミック Short Stories(小説:ファミ通文庫)
作者  :ほんだまこと:本田誠
絵師  :庭
デザイン:?
編集  :?

空想病。自らを特別な存在と思い込み完全にその立場になりきって行動し、さらには周囲の人間も巻き込む病。つまり中二病を疾患として設定したものですが、最悪の場合世界中をも巻き込む可能性のある病なのです。

既存の中二病を扱ったライトノベルの中でも傑作といっていいシリーズですが、今回は短編集。
本編はかなり複雑化の一途をたどってますがこの短編集は空想病の基本に忠実。そして元ネタを知っているとさらに楽しく読めます。