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魔術により異世界に勇者として召喚された普通の少年が、状況の赴くまま魔術で動くロボットに載って「神罰代行者」と戦う……
と、まあこれだけ聞くと大変よくある話なんですが、でもこのシリーズは違います。
こういった異世界召喚もので、ごく自然と沸いてくるいろんな疑問が全部物語として描写の対象になっているのです。
具体的には、
・召喚には手間がかかるが勇者は替えが効く。ちなみに主人公は5代目。
・ロボットで人々を救うべく戦闘中、足元の人間を踏み潰す
・勇者のお世話をする人間の色仕掛け
・状況に反発して勇者逃亡
多作な作者の人の他のシリーズに比べて、圧倒的にタブーな描写が少ないのが特徴と言えるかもしれません。

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ダークな雰囲気で送るスチームパンク的な魔法もの。
退廃的な雰囲気とか、独特な魔法の使い方が燃えます。が！
この短編はだめだ。むしろ笑いのツボにはいってしまいました。
このシリーズの魔族は、いつも意味不明な言葉を操ったり変な歌を歌うのが半ばお約束になってるんですが……よりにもよって「その歌」か！　元ネタ知ってるとつい笑えてしまってどうにもなりません（笑）　ポイントはドリルですええ。あとは着せ替えカペルテータちゃん。

……続きものの紹介って難しいなあ。ちょっと一見さんには優しくない紹介になってしまって反省。

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タイトル通り、これがポリフォニカシリーズの原点とも言うべきエピソードになります。
コーティカルテとフォロン、二人の出会いはキネティックノベル（つまりはビジュアルノベル）の方で発表されていて、今まで紙媒体としてはなかったのですが、この度めでたく一冊の本としてまとまりました。
ゲームの時と比較するとテキスト量が倍になっているそうなので、ゲームをやった方も改めて二人の出会いをお楽しみあれ。
……ちなみに私は未だ遊んでなかったので、活字になって非常にありがたかったですええ。
……ところで、これとらのあなとアニメイトでは表紙の違う限定版があるとかないとか。私は確認してませんが、ポリフォニカの絵が好き！と公言してはばからない方はきっとチェックを怠っていない、んですよね？

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まあ一応、今から買い始めようと言う方にはこんなものもありますよということで。
ただ、基本的にポリフォニカシリーズはせっかく手をつけたのなら全シリーズ読んでおいた方がいろいろとおもしろいです。

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コミカル系のファンタジー。
うちにあったガラクタの中に混ざっていたカプセルから出てきた美少女は、自称王女の身代わりアンドロイド。主人公の少年筐平はそんなことは全然信じなかったけれど、とりあえずめんどうを見ることに。どうにも常識を知らない少女の行動に振り回されるうちに、おかしなことに……。

んー、まあぶっちゃけ榊一郎作品では定番中の定番の王女ものってところでしょうか。続くようです。

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『神曲奏界ポリフォニカ1&2話BOXエディション』の続編かつ完結編。
初回特典は榊一郎氏による書下ろし短編小説やポリフォニカ大辞典などを収録した小冊子を同梱。

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アニメ化を機に、ＰＣ版を買わねば買わねばとずっと思っていたところ、ＰＳ２版が発売されるのを今さら知りました（汗
フルボイス。ＰＣ版の『神曲奏界ポリフォニカ　１&２話BOXエディション』と内容は一緒のようですが、この辺はお好み次第？
私はせっかくだから小冊子目当てでこっちを購入してみます（笑）

参考：プロトタイプのポリフォニカ紹介ページ

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実は淫魔サキュバスなお姫様が、教会からつけ狙われ、そして反撃。ファンタジーなロードノベルです。
同作者の某売れ筋作品の元となった作品をリライトすることで日の目を見た作品。
この巻にて完結。……サキュバスの秘密がまさかあんなことだったなんてっ！　ちと意表つかれましたええ。

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執筆陣はクリムゾン・シリーズの榊一郎、ブラック・シリーズの大迫純一、ホワイト・シリーズの高殿円に加え、２月に刊行されるぶるう・シリーズの築地俊彦。
絵師はBUNBUN、兎塚エイジ。
作者の人が複数なので、なんだか短編も4倍楽しめるよう気分になれて幸せです（笑）。ＢＵＮＢＵＮさんのちびキャラがすんごいラヴリーですよ！
だんだん作品間を跨いでキャラが登場したりエピソードが語られたりすることが多くなってきたので、ポリフォニカ関連は、可能であればシリーズすべて読んだ方が楽しめると思います。

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ＧＡ文庫では初のアニメ化も決定し、勢いに乗るポリフォニカシリーズの新刊です。

シリーズのそのものは、精霊が存在し、その精霊は半ば精神的な存在のために、特定の波長の音楽によって力を得る。精霊の好む特別な音楽を奏でることができる人間を神曲楽士といい、特定の精霊と契約を結んで強大な力を行使する……とまあそんな舞台設定の話ですね。
このシリーズの強みは、シェアードワールド展開していて、現在三人の作家によるそれぞれのポリフォニカが描かれているのですが、いずれも違う風味なのがおもしろい。
簡単にまとめると
●ポリ赤　榊一郎／イラスト：神奈月昇　原作者につき、大元。
●ポリ黒　大迫純一／イラスト：ＢＵＮＢＵＮ　現状出ている2冊はいずれも倒叙ミステリ。キャラよりもミステリ的展開に重点を置いた作り。
●ポリ白。　高殿円／イラスト：きなこひろ　過去編。コメディとシリアスのバランスがいい。主人公がメイド……は、私の個人的趣味ですええはいどうでもいいですかそうですか。

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淫魔だけど王女様でしかも潔癖性で、ただいまは処女喪失旅行中というなかなかに刺激的？なお姫様が主役なお話ですが……

すげー強い敵が出てきましたよ？ってことと、エキノの過去が明らかになった以外はストーリー的な進展がありませんでしたので特段書くことがありません。

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異世界に召喚されて、救世主様扱いされて巨大ロボットに乗って戦う……とだけ聞くと、「典型的なヒーローものじゃん！」とお思いになることでしょう。
ブーッ、不正解っ！！
そういう既存のヒーローもので引っかかる点を、徹底的に煮詰めてできたような作品がこの「イコノクラスト！」です。いやもうエグいエグい。
主人公の操る巨大ロボが、巨大ゆえに当然小回りがきかないので足元で逃げまどう人々を踏み潰してしまったり、そのせいで精神錯乱しかけたり、主人公を無理矢理正義の味方として戦わせ続けるために人質とったり、その他鬱になれる出来事が満載です。すばらしい。

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とりあえずこの巻で最初に言っておきたいこと。
制服イイ！
さて、それでは満足したので説明に移りましょう（笑）。

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馬車馬のごとく働きまくる榊一郎さんの新シリーズ。これはなかなか好感触でした。

16歳、お年頃のお姫様。
ある日「おまえ――ちょっと処女喪失してこいや」というとんでもない父親の一言で送り出され、婿捜しの旅に出ることに……。ただしこのお姫様というのが実はただものではなく。
（以下ネタバレ。とは言え帯にでかでか書いてあるので読んでも問題はなさげですが）

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作者直営サイト：うごうご榊くん
絵師直営サイト：Light of Night

シェアードワールド展開するようなんで、特設ページも確認しておくといいかも。

作品としては相変わらず安定しています。
読んで外れることがないのは榊さんならではですが……このペースで仕事してたらそのうち破綻しそう。大丈夫なんでしょうか（汗

えー上のバナーでも飛べますが、シェアードワールド展開していくので今後はその周辺にも注目。
後、私もやってないので偉そうなことは言えませんが2巻まで読んで感じたのはどうもこれはキネティックノベルもやってみないとどこかパズルが未完成な印象を受けるということ。