名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

オイレンシュピーゲル

08/05/04 - の記事

オイレンシュピーゲル肆 WagTheDog

タイトル:オイレンシュピーゲル肆 WagTheDog(小説:スニーカー文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :白亜右月
デザイン:?
編集  :?

身体に欠損のある児童の中から特に適性のある者を選び、強大な武器を自分の第二の手足のごとく操り街の治安を護るために戦う「特甲児童」の少女達の活躍を描いたSFアクション。
スプライトシュピーゲルと同一の世界観、同一の時間軸で平行した物語が語られるシリーズです。
燃えます。すごく燃えます。
4巻は、2つの作品がかなり密接にリンクしていることもあって、可能であれば2作品の4巻同士は一気読みを推奨します。

07/11/03 - の記事

オイレンシュピーゲル 参

タイトル:オイレンシュピーゲル 参(小説:スニーカー文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :白亜右月
デザイン:?
編集  :?

なんか、ラブラブ時空が発生してますっ!!
基本的に熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ!というアクションはそのままなんですが、この3巻は至るところで恋に華が咲いてます。
特に陽炎の中隊長への一途な献身っぷりと、たぶん全然意識はしてないだろうけど陽炎のことは憎からず思っているであろうミハエル中隊長がいい漢ぶりに惚れました。
いやーやっぱりこのやっぱりこのシリーズは最高。
国際都市ミリオポリスの治安を守るために導入された、体を機械化された特甲児童たちの戦いを描いたSFです。

07/06/04 - の記事

オイレンシュピーゲル 2

タイトル:オイレンシュピーゲル 2(小説:スニーカー文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :白亜右月
デザイン:?
編集  :?

1巻より燃え度アップ!
深刻な体の障害を、自分の体のほとんどを機械化することで克服し、その潜在的な特性から特甲児童として治安維持のために強大な武力を携えて戦う物語です。
「マルドゥック・ヴェロシティ」シリーズで確立された、独特のリズムで繰り出される文と重厚なストーリー展開が魅力。

07/02/06 - の記事

オイレンシュピーゲル 1

タイトル:オイレンシュピーゲル 1(小説:スニーカー文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :白亜右月
デザイン:?
編集  :?

「マルドゥック・スクランブル」「マルドッゥク・ヴェロシティ」が楽しめたなら、ぜひこっちも読むべき。
その際は富士見ファンタジア文庫のスプライト・シュピーゲルも一緒に。
ある程度は出すレーベルのことを意識して書かれてはいるものの、まちがいなく同質の空気を感じます。