名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

よんいちご:415

09/09/14 - の記事

空ろの箱と零のマリア 2

タイトル:空ろの箱と零のマリア 2(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :よんいちご:415
デザイン:?
編集  :?

この息詰まる緊張感!! ミステリ色のかなり強いストーリーですが、序盤からの『自分の知らない間に、”もう一人の自分”が周りとの関係を壊していく』展開は読んでるだけで神経削られそうでした。

1巻を読んでないと、一輝と麻理亜の関係が少しわかりにくい部分もありますが、2巻からはじめるのもアリです!

それともう一点。
麻理亜のクールデレっぷりが、素敵。
いや、デレとはいってもそんなわかりやすいもんじゃなく、そもそも比率からして1%くらいですが、だからこそ宝石のような価値があるのです!

09/01/12 - の記事

空ろの箱と零(ゼロ)のマリア

タイトル:空ろの箱と零(ゼロ)のマリア(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :よんいちご:415
デザイン:?
編集  :?

神栖麗奈以来3年間刊行の止まっていた作者の久々の新作です。

時間ループもの。ただしSFではなくミステリ風味。
「私はお前を壊すためにここにいる」と、転校生である美少女・音無彩矢から一方的に告げられた少年・一輝。
全く自分には身に覚えがないのに、強い敵意を受けて困惑する一輝ですが……

この手のややこしい構造になっている時間ループものの常として、だいたいの状況を正しく把握するまでが少し大変なのですが、そこを突破してしまえば大いに盛り上がること確実です!