名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

09/01/14 - の記事

プシュケの涙

タイトル:プシュケの涙(小説:電撃文庫)
作者  :しばむらじん:柴村仁
絵師  :也
デザイン:?
編集  :?

これは……紹介に困る……

おもしろかったんですが、読後感がものすごく収まりの悪い感じ。
それと、まるっきりリアルでも起こりうる内容で、レーベルこそ電撃文庫ですがその実体は一般小説そのもの。

夏休みに、とある女生徒が飛び降り自殺。
警察の調べでも自殺と判断されたその女生徒の死の真相を探ろうと、一人の変わり者の少年が動き始める――。

07/05/22 - の記事

封殺鬼~鵺子ドリ鳴イタ 1

タイトル:封殺鬼~鵺子ドリ鳴イタ 1(小説:ルルル文庫)
作者  :しもじまけい:霜島ケイ
絵師  :也
デザイン:?
編集  :?

小学館キャンバス文庫レーベルから出ていた封殺鬼シリーズの新シリーズとのこと。いきなり読んでも大丈夫なのかしらん?

07/02/15 - の記事

E.a.G.

タイトル:E.a.G.(小説:電撃文庫)
作者  :しばむらじん:柴村仁
絵師  :也
デザイン:?
編集  :?

「我が家のお稲荷様」シリーズの作者さんの新作。
設定はいろいろ謎なままなんですが、話自体は一冊でわりと綺麗に終わっているので意外と単発? 少なくともシリーズ化についてあとがきでは言及されてはいませんでした。
ちょっとハードボイルド風なところのある伝奇アクションです。
異世界から「敵」の殲滅のためにやってきたその「男」は、知り合いの少女の体に憑依。その少女のことが気になってしょうがないゴドーは、事態の解決までその男・Dの行動を監視と称してついて回ることに……。
少女の体に憑依しているのが男なのに、体は少女のままなので「月のもの」がやってきて、本人そっちのけで大慌てしていたりといった描写がなんだかおもしろかったですね。これもある意味TSものとも言えるのかな?
ただ、前述したように設定は一切がっさい謎なままなので、そういうのが気持ち悪い人は手を出すのは注意した方がいいかもしれません。