名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/08/24 - の記事

くいなパスファインダー

タイトル:くいなパスファインダー(小説:一迅社文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :きくらげ
デザイン:?
編集  :?

地球は無数の破片(ゾーン)に引きちぎられ、他の世界の破片と結びつき、ゲート・ワールドの一部となった。
そして人類より遙かに強い異星の生命によって人類は激減し、ゲート同士の通行もままならない。

「円環のパラダイム」と同一世界観で、また新たな物語。

一応前作を読んでなくとも大丈夫なつくりにはなってますが、基本的な設定周りについてはやはり前作を知っていた方がいいかも。
探求者(パスファインダー)のくいなを物語の中心に据えることによって、前作よりも軽めで取っつきやすくなってますね。
ヒロインのくいなが、萌えるんだこれが!

この中に1人、妹がいる!

タイトル:この中に1人、妹がいる!(小説:MF文庫J)
作者  :たぐちはじめ:田口一
絵師  :CUTEG
デザイン:?
編集  :?

社長である父が死に、会社を継ぐことになった主人公・将悟につけられた条件は、高校卒業までに伴侶を見つけること。うんまあベタですね。ひねったのはここからで仲良くなった少女達の中に、血の繋がった妹がいるかもしれない、ということ。さすがにラノベと言えど、実の妹との結婚はまずいですよね!

基本はベタなラブコメなんですが、ちょっとミステリ風な味付けのされた物語。
なるほどこれなら主人公がいざという時にヘタレでも説得力が!(笑)