名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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10/05/30 - の記事

本日の名台詞 その2

「………ゆりか、お前にゃあ、戦いは似合わねぇよ」
「お前には、陽だまりと虹の方が、よく似合う」


タイトル:六畳間の侵略者!?5(小説:HJ文庫)
作者  :たけはや:健速
絵師  :ポコ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :里見孝太郎 (225 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

六畳間の侵略者!?シリーズの読者のみなさま。
帯を見てご存じとは思いますが、現在(リンク先の支援投票?は6月1日以降にならないと有効ではないっぽいですが)アニメ化したい!プロジェクト進行中です。
にプロモMOVIEが届き、さらにその成績いかんでほんとにアニメ化するっぽいですね。
みんな、支援だ! 支援するんだ!<自分が見たいから

それでは台詞解説。
とうとうゆりかが魔法少女と認知される!? でも、少なくともころな荘の六畳間に関わる面々、特に孝太郎にとってはゆりかは平穏な日常の象徴のようで、これは最大級の賛辞ということですね。ゆりかの名字は虹野なので、そこから虹というのは出てきたフレーズだと思いますが、確かにゆりかとバトルはどうやっても縁遠いものですしいい台詞です。

本日の名台詞

「ねえ、勇はどうしたいの?」
「俺は……一位になりたい」
「うん、それでいい!」
「でも四位どまりだ」
「四位でもいい!」
「は?」
「ただの四位に価値はないわ。でも、一位を目指して得た四位には、一位と同じ価値があるの。最初から一位を目指さない人間に用はない」


タイトル:くあっどぴゅあ(小説:ファミ通文庫)
作者  :きもとまさひこ:木本雅彦
絵師  :なばな
デザイン:?
編集  :?
キャラ :桐生静華&鮎見勇 (190 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ひっさびさの名台詞更新です(汗
こういう名台詞やフレーズをきっかけとして本を読むという話を最近twitterでして、忘れていた初心を思い出しましたね。そう、もともとおもしろい本を手にとってもらう、その一環として台詞にはパワーがあるということが更新の原動力だったはずなのです。積まれた本を読むのにかまけたり、他事に忙しかったりして放置されている現状はよろしくない。毎日はちと厳しいかもしれませんが、がんばろうと思います。

それでは台詞解説。
サイドキックというロボットバトルを共に戦う勇と静華の会話ですが、かつて勇は4位という結果を受け止めきれずにサイドキックを一度やめてしまった過去があり、それがこのやりとりに繋がっているわけです。

……この台詞は、どうしても例の事業仕分けのアレを想像しちゃいますね(苦笑

くあっどぴゅあ

タイトル:くあっどぴゅあ(小説:ファミ通文庫)
作者  :きもとまさひこ:木本雅彦
絵師  :なばな
デザイン:?
編集  :?

ロボット競技「サイドキック」を巡る学園青春模様。

あとがき曰く「ROBO-ONE寄り」だそうです。やや理系バトルな感じかな。
やたら青臭く、加えてヒロインズの言動がかなり独特なので割と読者は選びそうな気がしますが、一読の価値はあります。おすすめ。

六畳間の侵略者!?5

タイトル:六畳間の侵略者!?5(小説:HJ文庫)
作者  :たけはや:健速
絵師  :ポコ
デザイン:?
編集  :?

コスプレ……もとい魔法少女ゆりかがついに日の目を見る!?

ころな荘の六畳間を取り合って、賃貸人である高校生、幽霊、地底人、宇宙人、魔法少女がバトルを繰り広げる……という当初の様相から、疑似家族ものにシフトしつつありますが、どっちにしろ楽しく読めるシリーズです。
え、アニメ化? どういうこと?