名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/09/15 - の記事

本日の名台詞

争いは望まないけれど、上を目指せば競い合いは避けられない。競い合わなければ、多分、高みには行けない。競い合わずに高いところに辿り着けるのは、きっと、初めから高い場所を知っている人だけだと思う。
私は知らない。見上げただけ。そして、私が手を伸ばした先は、きっと、ずっと高い。


タイトル:七姫物語 (第4章)(小説:電撃文庫)
作者  :たかのわたる:高野和
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :空澄姫 (80 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えーと説明は省略します(必要なら画像クリックでどうぞ)。

台詞解説。
ちょっと補足すると、空澄姫は新興都市七宮をかつぐ立場なので、背伸びをしないと他の都市とはなかなか肩を並べ、さらにはその上に行くことはできません。それと、姫自身は政治・軍事の天才でもなんでもなく、あくまで側近クラスがそうだというだけです。そういうもろもろの事情をすべて飲み込んだ上で、こういう発言が出てくるわけですが……ああ、やっぱりこの感覚、いいなあうん。

9/12~9/14深夜までメーラー不調でした。

9/12の昼頃から9/14の深夜あたりまで、メーラーが不調でした。(メールフォームは正常です)
見かけ上は受信したことになっているのに、なぜか受け取ったメールはゴミ箱ですらない暗黒空間に飲み込まれてしまい行方不明という謎状態で、しょうがないので暫定的にメール転送してしのいでます。
この期間内にメールを送られた方はお手数ですが、再送をよろしくお願いします。

七姫物語 (第4章)

タイトル:七姫物語 (第4章)(小説:電撃文庫)
作者  :たかのわたる:高野和
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?

ああ、いつ読んでも実にいい……。刊行スピードがもうちょいあがってくれたらなあ、という以外の不満は何もありません。

一応は戦記もの、になるんでしょう。とある大陸の七つの都市の象徴として立つ七姫たち。都市間の政略・戦略の旗印として動く姫たちを中心として、国の形がどう動いていくかを描写する……と、ここまで書くと普通はアクションと駆け引きたっぷりの戦記ものをいろいろイメージすると思いますが、この作品はふつうの戦記ものとはかなり違います。

ドリームノッカー―チョコの奇妙な文化祭~Chocolate in the cage

タイトル:ドリームノッカー―チョコの奇妙な文化祭~Chocolate in the cage(小説:電撃文庫)
作者  :みかげ:御影
絵師  :わかつきさな:若月さな
デザイン:?
編集  :?

演劇もの。
入れ子構造というか、劇中劇というかそれ以外の何かというか……読んでるうちにこんがらがってきて、きちんとした構造を把握するのにちょっと手こずるかもしれません。ほんとうはそれほど複雑でもないんですが、これは描写の仕方の関係かな?
あと、共学のはずなんだけどなんか男がちっとも表に出てこない(一応人物としては登場するんだけどちょい役ばっかり)ので、「???」と思ったら、なるほどゲームシナリオライターの人ですか

とらドラ! (3)

タイトル:とらドラ! (3)(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

圧倒的に読んでる人が多いようなんで、今更まともな紹介も不要な気のする、ハイテンションで暴走するラブコメ第三弾。
今回は大河と竜児の地盤固めみたいなところがあるので、物語としてはそれほど大きくは動きません。
でも、細かい部分のネタとか言い回しが相変わらずキレてます(笑)