名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/10/07 - の記事

電撃文庫オフィシャル海賊本『電撃BUNKOYOMI』 初回限定版申し込みは10月10日まで!

もはや定番となった感のある電撃文庫の公式海賊本の2006年版である『電撃BUNKOYOMI』の初回限定版の申し込み〆切が10月10日と迫ってきました(実は私も忘れてました……)。
例年のパターンからすると後からでも入手は出来そうですが、初回限定版付録となる2007年版電撃文庫パロディ・カレンダーが欲しい場合は期日までに申し込んでおくべきでしょう。

申し込み方法は2種類。
従来の郵便振込利用の場合は、電撃hp vol.43か9月発売の電撃の缶詰2006年9月号をチェックしてください。

『このライトノベルがすごい!2007』アンケートは10/9まで!

公式:ライトノベルBESTランキング ウェブアンケート

奥付に記された発行日が2005年10月1日~2006年9月30日のライトノベル作品(シリーズ)からお気に入りのものを選出して投稿するもので、恒例になってきました。10/9〆切になってますので、アンケートに答えられる場合はお急ぎを。抽選で図書カードが当たるそうです。

ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編

タイトル:ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編(小説:徳間デュアル文庫)
作者  :あきら:日日日
絵師  :大出長介
デザイン:?
編集  :?

本来、まいじゃーではできるだけ発売日前には詳しい紹介は出さないように自粛ぎみなのですが、徳間デュアル文庫の場合は出たことさえ認識されなさそうなので、あえて公式発売日前に出しておくことに。

ロボットが反乱して人と戦争を繰り広げている世界で、ロボットの親玉破壊のための潜入工作員として送り込まれる途中で意識を失い、ロボットに拾われて……という出だしではじまるAIものラブコメで、最後まで読んでいくとそれなりの出来ですし、途中のキャラ同士のやりとりはなかなか軽快でよい感じです。
ただし注意事項あり。一応作中でそれなりに説明はついていますが、ロボットうんぬんという割にはあまりにも人間味がありすぎるキャラばかりで、ロボットが登場する感覚が皆無です。なので、もしあなたがSF者で、そういう硬派なノリを期待する場合は手出しは止めたほうがいいと思います。「ラブコメのおまけにロボットという要素を申し訳につけてみましたよ?」という感覚で読むと幸せになれます、たぶん。
あーあと1点、一応それなり話はまとまってますが続編前提の作りなんでそこら辺にも注意。

アンダカの怪造学 4 (4)

タイトル:アンダカの怪造学 4 (4)(小説:スニーカー文庫)
作者  :あきら:日日日
絵師  :エナミカツミ
デザイン:?
編集  :?

簡単に説明すると、怪造学という、異世界からモンスターを召喚して利用する学問の中の異端児として「モンスターは友達。怖くないよ!」と本気で思っている女の子が主人公の物語です。

……ところで、どうも私はシリーズそのものよりも戦橋舞弓さえ活躍すれば、あとはなんでもいいんじゃないかという気がしてきました。この巻ではあまり状況が動かない小エピソードのような感覚なので、特筆するところはないですええ。(相変わらずなんの説明にもなってない……)

ゼロの使い魔 9 (9)

タイトル:ゼロの使い魔 9 (9)(小説:MF文庫J)
作者  :やまぐちのぼる:ヤマグチノボル
絵師  :うさづかえいじ:兎塚エイジ
デザイン:?
編集  :?

今現在のラノベの中では最強に位置するツンデレさんである、ルイズが出てくる作品です。
このシリーズの場合、ストーリーに興味を持って買うというパターンは「ほぼない」と言い切っても過言ではないと思われるので、ストーリーには触れません。

さて、戦争パートが一区切りついてルイズと才人の仲は深まったようで、やっぱりなかなか進展しません。だがそれがいい。あと、この間ではアンリエタ王女との一幕は最大の見せ場ですね