このライトノベルがひどい! 消費者の叫び


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ここでは地雷をつかまされて悲嘆に暮れる、あるいは怒り頂点に達している人々の生の声を拾い集めてみました。


「つまらないと思った本を壁に叩きつけず最後まで読むことを勇気と呼ぶ」 (太宰治/作家)

「にゃはは地雷? うーん、これあんまりうまくないなあ」(アプロ/刑事)

「あっちいけ」(どうも地雷のことを嫌悪した表現らしい)  (伊里谷加奈/学生)

「積みを憎んで、地雷を憎まず☆」「意味わかんねえよ!」 (通りすがりの美少女と下僕)

「地雷だろうがなんだろうがおもしろければいいのよ……全然おもしろくないじゃないの!」 (涼宮ハルヒ/学生)

「地雷を抱いて、爆死しろ」 (アーチャー/製造業)

「核地雷 負けるな一茶 これにあり」 (意訳:世間様から核地雷と称されるような作品はかえって読みたくなる。私はこれを応援してやまない) (小林一茶/俳人)

「バラは咲く為に生まれた カナリアは歌う為に生まれた 人は地雷を読む為に生まれた」 (茜ヶ崎空/オペレーター)

「母さんが! 地雷に巻き込まれて母さんがっー!!」 (匿名/学生)

「――ここでやめたら俺たちゃなんだ……ただのバカじゃないか。ここまで読んだものを全部捨てちまうつもりかよ。今日の今日まで読んで来た本だぞ。くだらないなんて悲しいこと言うなよ、立派だよ! まいじゃーの名がつくぐらい立派だよ!俺まだやるぞ。死んでも読みきってみせる!」 (シロツグ・ラーダット/宇宙飛行士)

「ふむ、これなどなかなか興味深いであろ。もの好き? 何を失敬な。私のことは地雷処理人と呼ぶがよい!」 (ラフィール/皇女)

「私 思うんです 自分が地雷だって思える本ほどいつか頑張れるって
くやしい! 負けないぞっ! そんな気持ちが良作をかたち創るんだって」 (朝倉鈴/護衛)

「嫌だ嫌だ。凄く嫌だ。地雷処理人英雄なんて冗談じゃない」 (新城直衛/軍人)

「それにね、本好きがあんまり地雷を疑うもんじゃないわ。むしろ、信じて裏切られるほうを選ばないと」 (月読井草/司令官)

「選ばなアカンねや!! 一冊も地雷処理できん奴に一冊も読破できるもんかい ワシら神さまと違うねん  万能でないだけ読書の鬼にもならなアカン…」(ウルフウッド/牧師)

「新刊のために施しを。絶版のためには花束を。良書のためにペンを持ち、悪書共には焚書の制裁を。しかして我ら―― 聖者の列に加わらん。 サンタ・マリアの名に誓い、すべての地雷に鉄槌を」 (ロベルタ/メイド) 

「お・う・ら・み・しますからね。
呪いの木にある、あなたの藁人形に五寸釘が刺さって首がとれかかっていても、それは我が不肖がおこした始末とお覚悟なさい。
…原稿を書き直すまで、…許しませんっ。」 (壬生屋未央/巫女)

「願わくば、明日の地雷が、今日の地雷より、マシでありますように……」 (とある兄/学生)

「んー、地雷とは精神的ダメージを与える文学作品の総称、ですね? 理解しましたがどうしてそのような表現が? なにか哲学的理由がありますか?」 (マーヤ/学生)

「そして、私に教えてください。 良作は負けないってことを。 地雷になんか絶対に負けないってことを!」 (リミ/給食当番)

「ばかもの! 地雷があったら読まねばならんのだっ!!」 (とさか/学生)

「地雷だなんて決め付けられた本がかわいそうです! どんな本にもいいところがあるんですから!」 (読子・リードマン/講師)

「婦女子に地雷のロマンがわかってたまるかーっ!!」  (成原成行/マッドサイエンティスト)

「良作は探しつづけることに意義があるんだ」 (ロイド・ミリガン/運送業)

「地雷が、地雷がくるよぉ」 (某サナトリウム患者)

「次は失敗しません ご期待ください」(次回作では傑作を出すという心意気の表れ、らしい)  (ロックスミス/研究者)