名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

GA文庫

07/06/19 - の記事

シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~

タイトル:シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~(小説:GA文庫)
作者  :ななおあきら:七尾あきら
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

改変遺伝子による身体能力の強化が、当たり前のものとなった世界。
<ファイター>と呼ばれる一部の者は、その並はずれた能力でとにかく人よりも強いことを誇示したがって闘争を繰り返す……そんな世にあって、激強な能力を持ちながらも頑ななまでに闘いを嫌がる少年・大介と、彼に関わる人々の物語です。当然ですがバトルアクション中心。
大介やオズが、自分の能力を持て余し、それぞれの方法で悩みながら折り合いをつけようとしている姿がなかなか悪くない……と、言いたいところですが。

07/06/18 - の記事

ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界

タイトル:ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界(小説:GA文庫)
作者  :おおにしかがく:大西科学
絵師  :銀八
デザイン:?
編集  :?

ジョン平という役に立ちそうもない(笑)使い魔の存在で、一見ものすごくゆったりした癒し系に思えるのですが、実は魔法設定などが相当に作り込まれた独特な魅力を持ったファンタジーです。
日の当たる場所で陽素が生成され、それが魔法の素になるとか、「ランドセル。かえで。ろうそく。ぶどう酒。くじら」といった無意味な単語の羅列が魔法を発動させる呪文になっていたりといった設定が目を惹きます。
……逆に、そういうガチガチに濃いはずの設定を一気にのんびりムードに変えてしまう使い魔犬ジョン平の存在感がすごいのかも。
この巻でまずは一区切りということで、物語はきれいにまとまってますね。燃えとか萌えとかそういうわかりやすい特徴はないけれど、設定やこの独特のゆるさに魅せられたなら買いです。

8ガールズ オデッセイ

タイトル:8ガールズ オデッセイ(小説:GA文庫)
作者  :よしだちかし:吉田親司
絵師  :うき
デザイン:?
編集  :?

土星行きの宇宙船に乗り込んだ8人の乗組員。コールドスリープされて航行する最中に異常事態が発生し、AIにたたき起こされるが……
という出だしで始まる、SFでは定番のテーマの物語。
謎が謎を呼び、やがては8人は自分の置かれている状況そのものまで疑いはじめるようになります。SFミステリ風といったところでしょうか。
なお、乗組員は全員女性ではありますが、基本的に萌えを狙った作風ではなく、あくまでSF主体なので購入の際はその辺を念頭に置いて判断してください。

07/06/14 - の記事

2007年6月 の新刊情報 GA文庫

「ジョン平とぼく」シリーズの新刊が出ますね。

8ガールズ オデッセイ 吉田親司
ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界 大西科学
ここは魔法少年育成センター2 どうしろと? 久美沙織
神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう 築地俊彦
戦塵外史 三 大陸の嵐 花田一三六
シャギードッグ II 人形の鎮魂歌 ~defeated~ 七尾あきら

神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう(小説:GA文庫)
作者  :つきじとしひこ:築地俊彦
絵師  :うさづかえいじ:兎塚エイジ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/05/16 - の記事

クインテット! 1

タイトル:クインテット! 1(小説:GA文庫)
作者  :えちごやてっしゅう:越後屋鉄舟
絵師  :せんむ
デザイン:?
編集  :?

一言でこの作品を表現するなら……
ラブコメという名の皮をかぶったカオスです。いや本当に。
設定そのものは、あれよあれよという間に主人公宅に、幼馴染み、押しかけ家来、義理の妹、許嫁、現役アイドルがやってきて一同すべて居候状態になるという、どうしようもなくベタなハーレムもので、実際ストーリーの半分ちょっとはラブコメ成分が詰まっているはず、なんですが……
会話の口調そのものに始まって、会話のテンポ、ギャグのあれこれすべてが「ズレて」ます。
しまいにはラブコメというジャンルからすらズレていく。
このズレをどう感じるかで、作品の評価はかなり変わってくるのではないかと想われます。

神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン(小説:GA文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

タイトル通り、これがポリフォニカシリーズの原点とも言うべきエピソードになります。
コーティカルテとフォロン、二人の出会いはキネティックノベル(つまりはビジュアルノベル)の方で発表されていて、今まで紙媒体としてはなかったのですが、この度めでたく一冊の本としてまとまりました。
ゲームの時と比較するとテキスト量が倍になっているそうなので、ゲームをやった方も改めて二人の出会いをお楽しみあれ。
……ちなみに私は未だ遊んでなかったので、活字になって非常にありがたかったですええ。
……ところで、これとらのあなとアニメイトでは表紙の違う限定版があるとかないとか。私は確認してませんが、ポリフォニカの絵が好き!と公言してはばからない方はきっとチェックを怠っていない、んですよね?

07/05/14 - の記事

シャムロック「りかちゃんのなんでもお悩み相談室 ですぅ~」

タイトル:シャムロック「りかちゃんのなんでもお悩み相談室 ですぅ~」(小説:GA文庫)
作者  :さわがみみずや:沢上水也
絵師  :西脇ゆぅり
デザイン:?
編集  :?

近未来、増え続ける犯罪を抑止すべく許可された民間警察組織を十六夜学園きってのマッドサイエンティストな生徒·久我原桂一が立ち上げた。シャムロックという名前のその組織は、対外的な受けのよさを狙うため……というかむしろオタクの性的犯罪を誘発するため、メイド風な衣装になっていて……。
イラストは萌えそのものですが、内容的には「燃え」の部分がかなり多い学園アクションです。

今回は短編集。ストーリー的にはこれまでの続編ですが、全員にスポットが当たるようになってます。シャムロックのネゴシエーター·簗瀬理佳がシャムロックメンバーのいろんなお悩みに応じていくというもの。
ところどころ各メンバーの過去話もあり。あえて見どころを挙げるなら、すっかり定番?の、桂一がウェイトレスを無理矢理やらされるところかも。挿絵をちゃんと持ってくるあたり心得てますね(笑)

07/05/13 - の記事

おと×まほ

タイトル:おと×まほ(小説:GA文庫)
作者  :しらせしゅう:白瀬修
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

母親の陰謀で、騙されて「魔法少女」にされてしまった少年・白姫彼方の学園魔法アクション。
基本的にはコメディの入った普通の?魔法少女ものの構成なんですが、ただ主人公が「男」というところが最大の特徴です。
そして困ったことに、変身してない素の状態でもかわいらしくて、学園では美少女ランキング1位に選ばれてしまったり……
変身さえしていれば魔法少女だし、かわいければ性別は問題ではない!!と思えるならおすすめできます。私的にはアリですね(笑)
そして上に述べたように典型的なTSものでもあるので、それ系に目がない人にも是非。

07/05/12 - の記事

2007年5月 の新刊情報 GA文庫

15日発売。
「シャムロック」は今回は短編集。それと「おと×まほ」はけっこう出版社側では力が入っているようなので、出来が気になるところ。

EX! 2 織田兄第
おと×まほ 白瀬修
神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン 榊一郎
クインテット! (1) 越後屋鉄舟
シャムロック 「りかちゃんのなんでもお悩み相談室 ですぅ~」 沢上水也

07/04/17 - の記事

ライトノベルにもカバーを外した時の遊びは存在するか?

漫画にはよく表紙にかかっているカバーを外すと、おまけ漫画やイラストなどが載っています。買ってくるととりあえずはカバーを外してチェックからはじめる方も少なくないようです。
しかし、ライトノベルの場合はどうでしょう。試しに電撃文庫のカバーを外してもらうとわかりますが、そういう遊びは存在しません。
これは文章の書き手と絵師が別々といったライトノベル特有の事情も関係しているとは思いますが、とにかくそういう遊びがないので(例えば電車で読むためにカバーを外すとかでもしないと)まずカバーは外すという行為をしません。

が、ライトノベルにもごくまれにカバーを外した際のお遊びが存在するようです。
例えばGA文庫の神曲奏界ポリフォニカシリーズのホワイト、通称ポリ白シリーズにはちょっとしたおまけイラストが存在します。
といっても私もこの作品と、ギャラクシーエンジェルのノベライズにそういう遊びがあるらしい、程度しか知らないのですが……。
そこで、もしライトノベルの中で、そういうカバーを外したお遊びをご存じの方がいらっしゃったらぜひご一報ください。
個人的に興味がありますので。

神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカ ホワイト シリーズ3

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカ ホワイト シリーズ3(小説:GA文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :きなこひろ
デザイン:?
編集  :?

ポリ白シリーズの最新刊。かなり盛り上がってきました!
なんといってもいろいろと今まで謎だった部分がいくつか明かされます。あの人とかあの人がいよいよ登場!みたいな。

秋津島 斎なる神のしもべ

タイトル:秋津島 斎なる神のしもべ(小説:GA文庫)
作者  :たかのゆうき:鷹野祐希
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:?
編集  :?

物語はこの巻で終わらず続く展開になってますのでご注意を。
いままで「ぼくのご主人様!?」しか読んだことなかったんですが、作者の人は元々伝奇系の作品を書いていたんだそうで……全然知りませんでした(汗
古事記に出てくる由緒正しい神様たちを題材にした和風伝奇です。それまで全くそういう世界とは無縁に暮らしていたのに、神が憑依する条件を満たしてしまったがためにその依代となってしまった少女の苦悩を描きます。
実在する武術の概念みたいですが、守護神の概念が興味深かったですね。
なおもっぱらシリアス調というか、割とダークよりの展開なのでコメディ分がないと生きていけない方には厳しいかも。

07/04/12 - の記事

2007年4月 の新刊情報 GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン シリーズ4巻 限定BOXセット 榊一郎
秋津島 斎なる神のしもべ 鷹野祐希
ブラックマジック 柿沼秀樹 原作:士郎正宗
伊佐と雪 ~おだけしあした~ 友谷蒼
神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 高殿円
ボクの紫苑2 本田透
ソルブライト 伝承編 えとう乱星

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン シリーズ4巻 限定BOXセット【特典・オリジナルストラップ付き】

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン シリーズ4巻 限定BOXセット【特典・オリジナルストラップ付き】(小説:GA文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

まあ一応、今から買い始めようと言う方にはこんなものもありますよということで。
ただ、基本的にポリフォニカシリーズはせっかく手をつけたのなら全シリーズ読んでおいた方がいろいろとおもしろいです。

ブラックマジック

タイトル:ブラックマジック(小説:GA文庫)
作者  :かきぬまひでき:柿沼秀樹
絵師  :椿春雨
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

ボクの紫苑2

タイトル:ボクの紫苑2(小説:GA文庫)
作者  :ほんだとおる:本田透
絵師  :百瀬寿
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/03/19 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック(小説:GA文庫)
作者  :おおさこじゅんいち:大迫純一
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

完全にポリフォニカシリーズの中でミステリ担当という位置づけになっているポリ黒。
今回は新キャラが出てきます。どうやら今後のストーリーにも関わってきそうな感じですが……。
マナガはあのなりでもマティアのこととなると、てんで耐性がないのが判明して微笑ましいことですええ本当に。

同一世界観でストーリーが展開していながら、全く違う作風を楽しめるのがシェアードワールドの強みですね。ライトノベルでは、こういった大々的なシェアードワールド展開が今までなかったのですが(ソードワールドは立ち位置が特殊なためあえて除外して考えています)、ポリフォニカシリーズの成功をきっかけにして、今後同様のシステムで追随してくるものが出てくるかもしれないとその辺も楽しみにしています。

07/03/18 - の記事

廃墟ホテルへようこそ。

タイトル:廃墟ホテルへようこそ。(小説:GA文庫)
作者  :まつどのりお:松殿理央
絵師  :がんぽん
デザイン:?
編集  :?

天然なのに小悪魔的な少女きゃろるの「人外癒し」コメディです。
ちょっとばかしわかりにくいですが、癒し系の物語と言うより、癒すという行為そのものがコメディになっているのでその辺ご注意ください。

07/03/16 - の記事

メイド刑事4

タイトル:メイド刑事4(小説:GA文庫)
作者  :はやみゆうじ:早見裕司
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

スケバン刑事(TV版)そのままのノリが展開されるメイドアクション。
もとレディースの総長から更正して、今は警察庁長官の邸でメイドをしている少女。任務の時にだけ、特命で警視監の身分を拝命し、雇われメイドとして敵地に潜入して決定的な証拠を掴むのです。そして愛用の武器は超合金製のクイックルワイパー!
とまあこのように実に趣味的極まりないお話です。いつも毎回物語の最後は、中森明菜の曲を聴いていたりとか狙いまくりです。
4巻は、3巻の展開がわりとフラストレーションの溜まる終わり方だったので、その反撃編といったところですね。

07/03/14 - の記事

2007年3月 の新刊情報 GA文庫

とうとう「廃墟ホテルへようこそ。」が出るようです。いやーもうでないものだとばっかり……

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 田中桂
デモンズサモナー4 浄闇の印章 中里融司
廃墟ホテルへようこそ。 松殿理央
かむなぎ 弐 ―憂しときは射千玉の夜― 沖垣淳
メイド刑事4 早見裕司
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック 大迫純一

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女

タイトル:アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(小説:GA文庫)
作者  :たなかけい:田中桂
絵師  :凪良
デザイン:?
編集  :?

ゲームは遊んだこともないし、今後も遊ぶ予定ないですがタイトルはアレな事情で有名なので知ってます(笑)。せっかくだから読んでみようかな、と。(まだ読んでないです)

かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜

タイトル:かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜(小説:GA文庫)
作者  :おきがきじゅん:沖垣淳
絵師  :睦月ムンク
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/02/18 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう(小説:GA文庫)
作者  :つきじとしひこ:築地俊彦
絵師  :うさづかえいじ:兎塚エイジ
デザイン:?
編集  :?

ここしばらく毎月必ず何らかの新作を出してくるポリフォニカシリーズ、今度はぶるぅシリーズの登場です。
半ば引きこもりニートのような自堕落青年・クルナと、気弱な精霊・ルーファメインのラブコメです。もっかい言いますが明確にラブコメです。
おまけにクルナは神曲演奏しませんし。(この辺についてはいろいろいきさつもあるようですが)
今のところは他のシリーズとの繋がりは特に出てきませんでしたが、あのキャラがアレということはそのうち何らかの繋がりが出てくるんでしょうか?

EX!

タイトル:EX!(小説:GA文庫)
作者  :おだきょうだい:織田兄第
絵師  :岩政宇騎
デザイン:?
編集  :?

元・悪の組織幹部の母親の血を引いているために、常人よりも身体能力が高く、本気で取り組むことが出来ないことが歯がゆくて、全力を出せる学校に行きたい!と転校した先は、かつてヒーロー組織と闘争を繰り広げ敗れた怪人組織が、片田舎に特殊能力を持った元・怪人の集う学園。
いろんな特殊能力を持った彼らは、しかし今では地域の人助けを率先して行っていて……。
いわゆる悪の組織の方にスポットライトを当てた物語です。適度にコメディ、適度にシリアスで、なかなかおもしろかったです。
ヒーローものが好きなら楽しめるのではないでしょうか。

銀の手のシーヴァ ハカセとコトリ

タイトル:銀の手のシーヴァ ハカセとコトリ(小説:GA文庫)
作者  :たちはらとうや:立原透耶
絵師  :曽我部修司×高山瑞季(シトロネット)
デザイン:?
編集  :?

魔法文明での跡継ぎの責務を捨てて転移の魔法で逃げ出した王子が辿り着いた先は、目的地の「異境」ではなく、今まで存在を知らなかった機械文明の国。
行きすぎた機械文明の歪みは何を意味しているのか?とかそんな感じのファンタジー。
感情を持ったAI少女が出たり、作りとしては定番です。

07/02/16 - の記事

クリア・ヴォイス

タイトル:クリア・ヴォイス(小説:GA文庫)
作者  :いいだゆきこ:飯田雪子
絵師  :裕龍ながれ
デザイン:?
編集  :?

デビュー前の歌手をガードすることになった、新米探偵の話。
なぜまだ名前も知られていないはずなのに、狙われるのか? 周りの人間の不審な行動の意味は? というちょっとしたミステリ風味です。
物語としての起伏はあまり大きくなく流れていくような印象がありますが、ところどころの台詞などに優しさを感じました。というわけで、派手な演出がなくても物語を楽しめる人向けかも。

07/02/14 - の記事

2007年2月 の新刊情報 GA文庫

ポリフォニカの新刊がまたしても出ます。
ポリフォニカは毎月何かしらの新刊が出ている状態で、複数作家によって回すシェアードワールド展開だからこそ可能な販売方法なわけですが、ファンの囲い込み戦略の一つとしてこの先どうなっていくのか興味深いところ。

クリア・ヴォイス 飯田雪子
クレイジーフラミンゴの秋 誼阿古
EX! 織田兄第
神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう 築地俊彦
戦塵外史 二 八の弓、死鳥の矢 花田一三六

07/01/20 - の記事

ボクの紫苑

タイトル:ボクの紫苑(小説:GA文庫)
作者  :ほんだとおる:本田透
絵師  :百瀬寿
デザイン:?
編集  :?

なにげに今月のGA文庫、全部読んでることに気がついた……どうでもいいけど。
えーと、平たく言って男装と女装の扱いが実にややこしいというかありえなさすぎる設定ですが、まあライトノベルはなんでもありですから。そのようなシチュエーションラブコメ+史実蘊蓄です。アストロ乙女塾でも後半そんな感じでしたが、今作でも史実蘊蓄が設定に組み込まれていて、その部分はかなりシリアス。
よってひたすらおバカなノリだけというわけではないですね。肝心の作品内容について、いつも以上に全く触れていないのは設定そのものがサプライズの一環だからです。
性別がややこしくなる話が好きな方にはおすすめ。

07/01/19 - の記事

シャギードッグ 天使の序章

タイトル:シャギードッグ 天使の序章(小説:GA文庫)
作者  :ななおあきら:七尾あきら
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

脳改造によって、プログラムを脳にインストールすると、その戦闘力を自分のものとして使える、そんな能力者同士の戦いを書いた伝奇アクションです。あとは、脳にハッキングして厳格を見せたり自在に操ったりする能力者も出てきますね。