名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レーベル別

06/07/21 - の記事

2006年7月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

サーバークラッシュによりお目見えが遅れていた「紅」の続編がついに来ました。司書シリーズの続編も今月ですね。

紅 ~ギロチン~ 片山憲太郎
戦う司書と神の石剣 山形石雄
初恋マジカルブリッツ HのあとにIがある あすか正太
オーパーツ・ラブ SP ~あ・ら・か・る・と 5~ ゆうきりん
影≒光 シャドウ・ライト 陰陽編 影名浅海

2006年7月 の新刊情報 MF文庫J

「神様のおきにいり」と「悠久展望台のカイ」は第2回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞した新人さんのもの。とりあえずお手並み拝見ですね。

かのこん (4) ~オトメたちのヒミツ~ 西野かつみ
神様のおきにいり 内山靖二郎
きゅーきゅーキュート! 野島けんじ 武藤此人
ソラにウサギがのぼるころ II 平坂読
ネクラ少女は黒魔法で恋をする2 熊谷雅人
悠久展望台のカイ 早矢塚かつや

06/07/20 - の記事

ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方に

タイトル:ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方に(小説:ゼータ文庫)
作者  :かみしろそう:神代創
絵師  :山本ヤマト
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

2006年7月 の新刊情報 ゼータ文庫

舞阪洸さん、ゼータ文庫にも進出です。楽しみに読ませてもらいます。

ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方へ 神代創
総統は女子高生 めざせ!悪の一番星!! 舞阪洸

06/07/19 - の記事

極北からの声―サイドアームズ 2

タイトル:極北からの声―サイドアームズ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :四季童子
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

君の居た昨日、僕の見る明日 (4)

タイトル:君の居た昨日、僕の見る明日 (4)(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :狐印
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

魔銃使いZELO

タイトル:魔銃使いZELO(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :ひびきゆう:ひびき遊
絵師  :巳島ヒロシ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

やっぱりヒーローになりたい!―サーラの冒険 6

タイトル:やっぱりヒーローになりたい!―サーラの冒険 6(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やまもとひろし:山本弘
絵師  :幻超二
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/07/18 - の記事

タザリア王国物語 影の皇子

タイトル:タザリア王国物語 影の皇子(小説:電撃文庫)
作者  :スズキヒサシ
絵師  :あづみ冬留
デザイン:?
編集  :?

大人の事情で「ダビデノ心臓」は3巻でストップしてしまった作者の人の新シリーズ。
中世風ファンタジーに一応なりますが・・・まあまずは下をごらんあれ。

貧民街に住む少年は、ある事件がきっかけで今の皇子とそっくりであることから、「影」としての役割を期待されて王宮へと引き取られていく。影として様々な修練を積むうちに、次第に信頼を勝ち得ていく少年。やがて重大な事件が起こり・・・。
とまあ、影武者役の少年が主人公の話です。なんか影役の割には、やけに情報を出しすぎてるなーとかそういう細かい部分にツッコミがなくもないのですが、ごくごく個人的にはこの物語の見所は別にあります。

姉姫様のサドデレっぷりがすごすぎです。あ、ただしいくつかの点にご注意ください。

2006年7月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

とうとうサーラの冒険が完結です。

EME RED 8 AOFC 瀧川武司
ソード・ワールド・ノベル やっぱりヒーローになりたい! サーラの冒険 (6) 山本弘
スレイヤーズすぺしゃる (27) スタンプ・トゥ・キル 神坂一
鋼殻のレギオス III センチメンタル・ヴォイス 雨木シュウスケ
ソード・ワールド・ノベル 輝け!へっぽこ冒険譚1 秋田みやび
フルメタル・パニック!―サイド・アームズ2― 極北からの声 賀東招二
君の居た昨日、僕の見る明日4 ―Round-about Runners― 榊一郎

06/07/15 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト(小説:GA文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :きなこひろ
デザイン:?
編集  :?

ポリフォニカワールドもいろいろ広がって、いつの間にか高殿円さん版まで登場。
通称・ポリ白です。
主人公のメイド少女が眼鏡ッ娘なのは、高殿さんの野望だと思われます。事前情報を入れない主義の私は、購入する時に表紙絵をみて始めてその事実を知りましたが思わず吹きました。これまで脇役などで眼鏡は登場してきましたが、とうとう主役に出張ってきました! あとがきにはそんなこと一行も書いてませんが、絶対に編集さんと攻防があったに違いないと妄想してます。「高殿さん、眼鏡ッ娘が主役っていいんですか? 脇役じゃなくて?」「うるさい黙れ眼鏡を出して何が悪い。文句を言うと眼鏡神さまの祟りがあるぞ」とかとか。

メイド刑事 2

タイトル:メイド刑事 2(小説:GA文庫)
作者  :はやみゆうじ:早見裕司
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

タイトルで想像がついた方もいそうですが、TV版スケバン刑事のメイドバージョン。オマージュ作品とでも思ってもらうのが一番分かりやすいです。
優秀なメイドさんは、実はレディースの総長あがりだったり、「桜の代紋!」とかいうお約束があったり、割と敵が紋切り型だったりと、すべてはそういうものなのです。
スケバン刑事を楽しんだ方なら高い確率で楽しんでもらえるかと。正直若い世代がなんの予備知識もなしに読むと、違和感があるかもしれませんが、お約束な特撮もの感覚で読めるなら大丈夫だと思われますので、その辺はうまく判断してください

06/07/13 - の記事

学園キノ

タイトル:学園キノ(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

帯の文句、この作品は、『キノの旅』なんかじゃない。は至言だと思いました。そりゃそうだ。

なんか妙にアクセスが多いと思ったら、「学園キノ」でググると上から3番目に来てる(汗
(文案整理中)のままでは良心が痛むので(笑)、急遽前倒しして読了。

ぶっちゃけ、キノに出てくるキャラを使った学園パロディです。
ただ、キノとか静さまの性格は微妙に変化してますが、本編を知るものにとっては性格変化それ自体がギャグになるので、別段問題なしかと。

暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト

タイトル:暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト(小説:GA文庫)
作者  :あさまつけん:朝松健
絵師  :哉井涼
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/07/12 - の記事

2006年7月 の新刊情報 GA文庫

個人的な7月の新刊の注目は高殿円さんによるポリフォニカワールド、通称ポリ白かな。
メイド刑事は趣味的ですが、私は大好きですええ。

神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト 高殿円
メイド刑事2 早見裕司
暗黒は我を蔽う マジカルシティナイト! 朝松健
レディ・ジェネラル 淑女騎士団2 千田誠行

世界は悪魔で満ちている?

タイトル:世界は悪魔で満ちている?(小説:電撃文庫)
作者  :あいはらあきら:相原あきら
絵師  :南野彼方
デザイン:?
編集  :?

いきなり開始1頁目の展開が、「主人公がトイレのドアを開けると、そこには女の子がいてパンツ丸出し……」という具合でもうどうしようかと思いました。
すごい勢いで突っ走るラブコメです。いや笑った笑った。
ツンデレスキーが泣いて喜びそうなヒロインが出てきます。一部ではゼロの使い魔のルイズを越えた!かも(大げさ

饒舌系で、終始ハイテンションで話が進みます。
いきなりヒロインを脅迫したり、とにかくまあご一読あれ

ラジオガール・ウィズ・ジャミング

タイトル:ラジオガール・ウィズ・ジャミング(小説:電撃文庫)
作者  :みやましん:深山森
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

戦後復興を懸命にしている街での海賊放送について書いた物語です。
情報統制が厳しく、一切の情報手段が絶たれた人々が頼りに、そして楽しみにしているのはとある海賊放送。人々に希望を載せるのです。
どっちかというとキャラではなく「海賊放送」の方が主役な感じですね。
ヒロインはいますし、それなりのページ数は割かれていますが、割と描写としては薄目で、海賊放送に関わる人全体をまんべんなく捉えているような印象を受けました。

06/07/11 - の記事

ヒドラ (1)

タイトル:ヒドラ (1)(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :よしだかや:吉田茄矢
絵師  :武若丸
デザイン:?
編集  :?

翌月発売の下巻に続く構成になってますのでその辺ご注意ください。
序盤からものすごい緊張感の溢れるサスペンスです。おすすめ。
変な意地を張った結果、村はずれで遭難しかかったアラタが見つけたのは墜落した飛行船。そしてその飛行船には二人の少女。その少女達と出会ったのが全てのはじまり……
二組の、いずれもどこか歪な関係をしている兄弟と姉妹を対比させることによって、物語の緊張感をさらにかめていますね。「BAD×BUDDY」の作者の人の新作ですが、完結編を見てみないことには何とも言えない部分はありますが、デビュー作から一段と進化している印象を受けます。

空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly

タイトル:空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :すずきだいすけ:鈴木大輔
絵師  :原建人
デザイン:?
編集  :?

序盤でがっつりと読者の興味を惹きつけます。
主人公・空はとある事情から7回目の家出を決行、とある人気のない倉庫を根城に定めます。しかし倉庫には正体不明の謎の先客がいて、そこからはじまる攻防戦。これが実におもしろい!
あれやこれやの駆け引きが倉庫で飛び交います。

で、そこで話が終わるかと思ったら……いやー、単なるコメディで終わらず物語としても楽しませてもらいました。ええ話やった……
「ご愁傷さま二ノ宮くん」の作者の人の新作なんですが、実は私確か2巻以降が積ん読になってまして……(汗 この作品読んで積ん読になってることを反省したので、暇を見つけてそっちも読み進めていこうと思います。つまりそう思うくらいによかったということで。

待ってて、藤森くん!

タイトル:待ってて、藤森くん!(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :いちじょうじかるた:壱乗寺かるた
絵師  :カントク
デザイン:?
編集  :?

ややラブ寄せ気味なラブコメ。
「さよならトロイメライ」シリーズの作者の人の新作です。ラブコメ好きならおすすめ。

06/07/08 - の記事

初恋セクスアリス

タイトル:初恋セクスアリス(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :やのゆうか:矢野有花
絵師  :桐野霞
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/07/07 - の記事

2006年7月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫

2ヶ月連続の初体験プロジェクト。どうしても長期シリーズものになりがちなライトノベルの場合、明確に読みきりもしくは新作とわかっているのは大きいかも。

ヒドラ―HYDRA― 1 吉田茄矢
空とタマ ―Autumn Sky, Spring Fly― 鈴木大輔
初恋セクスアリス 矢野有花
待ってて、藤森くん! 壱乗寺かるた

2006年7月 の新刊情報 電撃文庫

学園キノ 時雨沢恵一
断章のグリム II ヘンゼルとグレーテル 甲田学人
空ノ鐘の響く惑星で (11) 渡瀬草一郎
小さな国の救世主2 おざなり将軍の巻 鷹見一幸
哀しみキメラ II 来楽零
シリアスレイジ4 南溟奇譚 白川敏行
天空のアルカミレス II テスタコーダの鬼 三上延
アガルタ・フィエスタ! (3) アトランティス・アタック! 三田誠
絶世少女ディフェンソル (3) マサト真希
座敷童にできるコト (6) 七飯宏隆
土くれのティターニア 増子二郎

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11)

タイトル:空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11)(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :いわさきみなこ:岩崎美奈子
デザイン:?
編集  :?

うかうかしてる間にすっかり乗り遅れてしまいました(汗
あえて展開については言いますまい。代わりにこの一言を持って代用するのみです。
「リセリナーッ!!」と。

哀しみキメラ (2)

タイトル:哀しみキメラ (2)(小説:電撃文庫)
作者  :らいらくれい:来楽零
絵師  :溝口ケージ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

シリアスレイジ (4)

タイトル:シリアスレイジ (4)(小説:電撃文庫)
作者  :しらかわとしゆき:白川敏行
絵師  :やすゆき
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

絶世少女ディフェンソル (3)

タイトル:絶世少女ディフェンソル (3)(小説:電撃文庫)
作者  :まさとまき:マサト真希
絵師  :芳住和之
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

土くれのティターニア

タイトル:土くれのティターニア(小説:電撃文庫)
作者  :ますこじろう:増子次郎
絵師  :溝口ケージ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/07/06 - の記事

夏コミ用にお・り・が・み本を製作にあたり、挿絵・カットを募集します。

現在、玲朧月さんをメインとして、お・り・が・み本を夏コミ用に制作中です。
(主には布教目的で初心者を対象にした作りにしようと思ってますがあくまで主にです)
時間的にオフセは無理なので、見本誌だけつくって、PDF形式のCD頒布という形をとろうかと思っているのですが……今のところ、絵が! 絵が確保できてません!
玲朧月さんは、文章の方に忙しくてカットにまで手が回らず私は絵心皆無。
そこで、ゲスト扱いでも1枚でも2枚でもラフでもけっこうなので、お・り・が・みに関するイラストをお寄せくださる方を探しています。
興味を持たれた方は、このブログのコメント欄か、もしくはメールフォームにてご連絡おねがいします。
ぜひ! 1枚でもいいから描いて~!
一言ブログとかでここの記事に言及してくださるとなおありがたいです。

お・り・が・み 澱の神

タイトル:お・り・が・み 澱の神(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:?
編集  :?

大団円!
そして、これはもう某所の表現を借りずにはいられません。
最高傑作!

聖なるものと魔、そして人間の関わり合う何が正しくて何が間違っているのか、どちらが正しいともつかず混沌としながら強大な力のぶつかり合う一大アクションファンタジー。
1巻当時では到底想像もつかない展開になりましたが、実に見事な幕引きでした。最後の最後まで実に「らしい」終わり方です。このシリーズに関しては、ライトノベルさを体現したようなライトノベル、この破壊的なまでの勢いを熱烈に支持しています。おすすめ。超おすすめ。全7巻一気買いして読んでいただきたい限り。