名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

13/05/17 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

ぼっちな主人公、引企谷八幡をはじめとする奉仕部メンバーが繰り広げる青春模様。
なんだかんだで結局、ハーレムラブコメなんでしょう?と読みもせずに思っている人にこそ体感してほしいです。特に暗黒の青春時代を少しでも経験してると、超心に刺さります。

奉仕部、今度は恋愛相談を受ける。

12/11/25 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

まさか青春ラブコメ読んでてぞくっとさせられるとは……。
甘々いちゃコラとはちがいますが、主人公の八幡の行動に泣けた!
お前は漢だよ! やり方は不器用だけどほんものの漢だ!

というわけで……
「奉仕部」に強制的に入れられたぼっち属性の主人公・八幡たちが繰り広げる青春ラブコメ、改めておすすめしておきます。
すごい文化祭描写でした。

12/07/21 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

基本的にはラブコメなんですが、ところどころに入ってくるネガティブ時空が半端ないのでその都度現実に引き戻される、でもやはり夢を見たくて追い続けてしまう、そんな物語です。

さて、今回は夏休みにおける八幡たちの生活を描きますが……雪ノ下さんほぼ出ません。

12/03/23 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 イラスト集付き限定特装版

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 イラスト集付き限定特装版(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

よくある友達いないとか少ないとか言いいながら実際にはただのリア充によるラブコメストーリー、と言いたいところですが……理由はどうあれ絡める人間がいるだけマシとはいえ(真に一人の友達もいない話だと、もはや痛すぎてラノベとして成立しない)、次から次に湧いてくるネガティブ時空の数々は割としゃれになってないです。

今回は合宿というか、小学生のキャンプ運営のボランティアをすることになりますが、小学生のぼっちを解決する手段が笑えねええええええ!!!

11/11/24 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

最初に。ドラマCD付き限定特装版も発売になってますので、そちらが欲しい方は→bk1→amazon へ。なお同内容の小説版が、3巻の最後にボーナストラックとしてついているのでご安心を。注意点として、ドラマCDは本編を読んだあとに聞いてください。

さて。
ぼっちを人間的に更生するべく設立された奉仕部、そこに強制入部させられた強度のぼっち・比企谷八幡、能力的にはパーフェクトだが人と群れたがらない雪ノ下雪乃、人の顔色を伺うあまり方向性を見失っていた由比ヶ浜結衣たちの奉仕部での日々を描きます。

なんだよ「僕は友達が少ない」そっくりじゃん!とか思った人は甘い。
タイトルに青春ラブコメとつくくらいなので、コメディ主体なのは確かですがこっちの方がはるかに痛い。ちょっと甘い雰囲気になったかなーと油断してると、ネガティブぼっち精神による揺り戻しが襲ってきます! このあたりはさすがガガガ文庫ですね。
3巻は、こじれた結衣との仲がどうなるか?が焦点に。

11/07/21 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

友達がいない者同士がなしくずしに寄り集まって部活する。

さて、こう聞くとラノベ読みの人ならとあるタイトルを思い出すかもしれません。そう、「ぼくは友達が少ない」です。「ぼくは友達が少ない」が、とことんラブコメに寄ったMF版の青春ラブコメとするなら、こちらはひたすらほろ苦い現実寄りのガガガ版青春ラブコメとでも言うべきものでしょう。
なにせ”ぼっち”の描写がやばい。
かなりの確率で作者の体験が入ってると思われます……読んでて泣けてくるくらい。特にラストで号泣。ぼっちよ強く生きろ。

11/03/21 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

こいつぁやばい。ただの青春ラブコメと思ってるとやられますよ?

そうですね、ある意味もうひとつの「ぼくは友達が少ない」と言えるかもしれません。
スペックは必ずしも低くないのに、いろいろあって”ぼっち”の面々が寄り集まる感覚は似ていると言えなくもないんですが、一つ決定的に違うところが。

集団から離れる、あるいは弾かれてる描写がコメディとしては割としゃれにならん領域まで踏み込んでます。
うーん、これはガガガ文庫ならではの方向性かもしれませんね。他のレーベルだとおそらくもう少しオブラートに包んだものになる可能性が高そう。
ともあれ、ラブコメとしても完成度は高く、黒枠おすすめで!