名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ひさいちよしき

09/04/06 - の記事

封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)

タイトル:封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :ろくごまるに
絵師  :ひさいちよしき
デザイン:?
編集  :?

えーと、遅ればせながらやっと読みました。
足かけ14年にわたる物語もついに感動の大団円!……なんですが、その……話をものの見事に忘れていて気持ちが盛り上がるまでが苦労しました(汗

仙人になりたての和穂が封印をうっかりといてしまい、地上に散逸してしまった欠陥宝貝727個。
それに責任を感じた和穂が、最後まで残っていた剣の宝貝・殷雷とともに回収する中華風ファンタジー。
力づくよりも智恵を駆使する場面が圧倒的に多い、宝貝の回収手段は今読んでもなお独創的。今からでもぜひ読んでほしい名作です。

07/06/27 - の記事

封仙娘娘追宝録 10 天を決する大団円 上

タイトル:封仙娘娘追宝録 10 天を決する大団円 上(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :ろくごまるに
絵師  :ひさいちよしき
デザイン:?
編集  :?

パワーのインフレではなく、智恵と勇気によって地上にちらばってしまった欠陥宝貝を回収していく話。
おすすめ。展開の妙やキレ、いずれも非常に素晴らしいです。

1巻が出たのは1995年8月。何と約12年前にスタートしてます。
諸事情があっって刊行が休み休みであったとはいえ、こんな長期に渡ってシリーズが続いているというのはそれだけ熱心なファンがいることの証。
なお、できれば前巻を読み返しておさらいしておいた方がいいかもしれません。
私はすっかり内容を忘れていたのでハードすぎる展開に長いこと頭が追いつかず、「????」状態でした。