名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

にしおいしん:西尾維新

12/01/06 - の記事

恋物語 (講談社BOX)

タイトル:恋物語 (講談社BOX)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

物語シリーズセカンドシーズン最終巻ですが……

またしても騙されたっ!
西尾維新といえば、デビュー作から既に戯言使いが登場するように、「騙り」は当然だというのにうっかり作者の予告を信じた自分がバカでした。なんてこったい。

さて、一応戦場ヶ原ひたぎさんが再びフィーチャーされます。あくまで一応。
あと、大変なことになってる撫子がらみの回答編でもありますね。
以下ネタバレありの雑感モードに入ります。

11/10/14 - の記事

鬼物語

タイトル:鬼物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

化物語最新刊は、忍野忍、またはキスショット以下略の巻。

うーん、こうやって改めて読むと本当は忍ってめちゃくちゃ強かったのがよくわかります。神様と間違われるくらいのレベルってどういうこと!
まあ実は忍巻だとばっかり思わせておいて、とんでもないフェイントをかましてくれやがったわけですが……。

11/07/05 - の記事

囮物語

タイトル:囮物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

さて、例によって怒涛のくだらない掛け合いが……掛け合いが……

掛け合いどころか、プロローグからいきなり撫子が暦とバトルしてますけど!?

今回の囮物語は、今までのシリーズとかなり趣が違ってます。ほぼシリアス一辺倒。
おまけに、撫子についての描写がとことん容赦なし。

とどめにラストの展開もまた完全に予想外。いやー、これは一本取られました。今までゆるっとダラっと話を進めていたこと自体が、伏線かと思えるくらいです。

11/03/31 - の記事

花物語 (講談社BOX)

タイトル:花物語 (講談社BOX)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

化物語といえば、ぐだぐだに暴走しまくるトーク……と思っていたわけですが、な、なんと!
化物語シリーズなのに、終始きちんと話が進んでいる!

意外や意外、神原駿河さんの語り口はかなり安定していて、しかもほとんど脱線もなし。このシリーズってこんな真面目に怪異と向き合う話だっけ?(ヲイ

10/12/28 - の記事

傾物語

タイトル:傾物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

表紙に八九寺が出てたら当然あの噛みすぎロリがヒロインだと思いますよね?
いや、確かにヒロインではありました。
が!

今回、ずっと出ずっぱりなのは忍なのでした!
えええええ、意外だ意外すぎるぞさすがに予想外すぎた。

10/11/02 - の記事

猫物語 (白)

タイトル:猫物語 (白)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

もしかすると、化物語始まって以来最大のシリアスストーリーかも。
そしてまさかの阿良々木暦が脇役。
羽川翼の一人称視点から語られます。
当然と言えば当然なんですが黒の……というか化物語特有のくだらない軽口の応酬は超ボリュームダウンし、今まではっきりと示されなかった羽川翼の異常性がついに明らかに!

10/07/30 - の記事

猫物語 (黒)

タイトル:猫物語 (黒)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

「友だちはいらない。友達を作ると人間強度がさがるから」などと恥ずかしいことを言っていた少年・阿良々木暦が、様々な怪異にふれ、さらに怪異との関わりの中で友人を手に入れるにつれ、微妙に変わっていくというそういうありがたいお話。あるいはそう見せかけて、ただひたすらテンポのいいバカな会話が延々続くお話でも可。

化物語当初のころから、折に触れてエピソードの存在自体は匂わされていたものの、語られてこなかった、我らが委員長である羽川翼のゴールデンウィークのエピソードがとうとう出ました。

前半は、ファイヤーシスターズと暦がひたすら戯れていただけのような気もしますが……なんだつまりいつも通りということか。

09/12/12 - の記事

難民探偵

タイトル:難民探偵(小説:講談社)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

未入手というか、存在を忘れてました。
推理小説と言うことですが、果たして……。

09/09/06 - の記事

オリジナルドラマCD 佰物語

タイトル:オリジナルドラマCD 佰物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

『化物語』キャラクター総出演。
西尾維新完全書き下ろし脚本による、全百篇の学園ショートショートです。
普通のラジオドラマじゃなくて、あえてショートショート、というところがいかにもです。

若干グダグダなテイストを漂わせつつも、シュールな笑い満載!
爆笑というよりはニヤリ、そしてシュールな笑いが多いですが、基本的に化物語スキーならたぶん気に入ってもらえるんじゃないかと。
とにかく100篇あるんで、マシンガンのごとく連打連打!

私の場合、うっかり予約を忘れていて難民化してしまい、amazonの二次出荷で手に入れた口なのですが、今ならたぶん店頭やその辺の通販でも手に入りやすくなってるんじゃない……かな?
探すのがめんどくさい場合は、amazonで予約しておけば今は在庫切れでもそのうち届きます。

09/06/15 - の記事

偽物語(下)

タイトル:偽物語(下)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

徹底的な言葉遊び、ボケとツッコミの応酬、小ネタの連発、それが化物語シリーズのクオリティです。

実は毎巻何らかの怪異と関わることになり、その怪異についてもかなり掘り下げられているんですが、あまりにも言葉遊びのイメージが強烈なので完全に脇役と化してますね。
下巻はファイヤーシスターズ・つまり阿良々木暦の妹にスポットが。

08/09/04 - の記事

偽物語(上)

タイトル:偽物語(上)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

祝・アニメ化。化物語のシリーズ最新作です。
戯れ言成分満載! 一応怪異との遭遇という共通項はありますが、それよりもキャラ同士の掛け合い漫才と言葉遊び!これに尽きます。

今回は主人公・阿良々木暦の二人の妹(上巻は主に火憐)がメインですが、ほぼメインキャラまんべんなく出番がありますよ。もちろん戦場ヶ原ひたぎの理不尽極まる愛も健在。

08/06/11 - の記事

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識

タイトル:クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識(小説:講談社文庫)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

(う。これは正直新書版の表紙の方が好きかも……)

08/05/09 - の記事

傷物語

タイトル:傷物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

上下巻に渡って延々掛け合い漫才が繰り広げられるような感覚の物語、化物語
傷物語は、その化物語の語り手である少年・阿良々木暦が、高校三年になる春休みの時点の物語。
今度は、阿良々木が主人公です。
あの嵐のような戯れ言の連射はかなりおとなしくなりましたが、その分ストーリー性はアップしてます。
化物語という存在を抜きにしては語れないことを前提に、おすすめ。

08/04/12 - の記事

クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い

タイトル:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い(小説:講談社文庫)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/03/15 - の記事

零崎曲識の人間人間

タイトル:零崎曲識の人間人間(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

もはや説明不要な、超人てんこもりのバトルもの戯れ言シリーズ。
その外伝に当たります。零崎一賊の中でも、あまり積極的に闘いに加わっていない「音使い」零崎曲識が主役の話。
零崎人識あたりが主な登場キャラですが、他にもいろいろなキャラがちょいちょい顔を出しているのでシリーズのファンは必見な内容です。
読んでみてのお楽しみと言うことで出てくるキャラをあえて紹介はしませんが、あえて一人だけ。

07/10/18 - の記事

不気味で素朴な囲われた世界

タイトル:不気味で素朴な囲われた世界(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :TAGRO
デザイン:?
編集  :?

読了した直後の最初の感想は「うへえ」でした。
非常に西尾維新らしいミステリで、やっぱりというか素敵に壊れた人々ばっかり出てきます。
一応は「きみとぼくの壊れた世界」と同じ世界観上での話ですが、特に前作を読んでなくても大丈夫です。
とはいえ某人物が登場するので、全作読んでおいた方がより楽しめることは確かですが。(でも4年前に読んだのでなーんにも覚えてなかった)

07/03/24 - の記事

新本格魔法少女りすか3

タイトル:新本格魔法少女りすか3(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :西村キヌ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/01/16 - の記事

化物語(下)

タイトル:化物語(下)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

踊る言葉遊び。
上巻の感想でさんざん「会話命!」と連呼してますが、基本的には下巻も変わらず、テンポのいい掛け合いが一番の特徴です。『言葉の凶器』戦場ヶ原の出番がちょっと減ってしまっているのが個人的に少々残念ではありますが……。
下巻は物語的にきちんとまとめに入っているため、ちょっとパワーダウンしている印象がありますが、それでもやはり言葉の破壊力はすばらしい。

07/01/14 - の記事

化物語(上)

タイトル:化物語(上)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

「こ、このツンデレはすごすぎる!!」
ぶっちゃけ物語はどうでもいいです(ヲイ)。主人公のヒロインのツンデレ掛け合いが全てだと言っても過言ではないでしょう!

この作品読むと、そこらのツンデレがぬるま湯のように感じます。この会話がツボに来る人なら断然おすすめ。

正直に言って、私はこの当初講談社BOXを、”邪魔なだけでちっともありがたくない外箱をわざわざ勝手につけて値段をつり上げたぼったくり商売”だと思っていたので完全にスルーしてました。ええそりゃもう、書誌データすら登録しなかったぐらいですから。
んがしかし。ネット上の知り合い複数から「これは絶対気に入るはず」というおすすめ攻撃を受け、重い腰をあげて読み始めてみたわけですが……
やられた。あーもう負けた負けた。

06/11/14 - の記事

零崎軋識の人間ノック

タイトル:零崎軋識の人間ノック(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

戯言シリーズ外伝。
時系列的には、戯言シリーズの前に当たります。いろんなキャラの若いころ。一応主役は零崎轢識ということですが、零崎人識、荻原子荻をはじめとした人気キャラの若い頃にまた会える……というのが一番の売りでしょう。ファンにはたまらない一冊。
個人的には荻原子荻分を大量摂取できたので大満足です。

06/06/07 - の記事

ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典

タイトル:ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

ただの用語集だと思うなかれ。戯言シリーズファンは絶対に買うべきです。
なぜなら用語集の隅から隅まですべて西尾維新自らによる書き下ろしなのです!