名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

すぎいひかる:杉井光

07/11/15 - の記事

さよならピアノソナタ

タイトル:さよならピアノソナタ(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

恋と音楽と、そしてちょっぴり革命。
これはいい青春小説です。特に音楽をかじったことある人は必見。強くおすすめ。

ピアノの天才と騒がれながら、なぜか一流の音楽とは無縁の高校に転校してきた少女・真冬と、もっぱら音楽は聴くことを専門にしていたナオとのボーイミーツガール。

07/06/11 - の記事

神様のメモ帳 2

タイトル:神様のメモ帳 2(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

別名ニート探偵アリス。
安楽椅子探偵ならぬ、基本的に部屋からほとんど出ることのないニートな探偵アリスを中心として、個性的なニート仲間達が舞い込んできた事件を解決に導くミステリ調の物語です。
1巻で主要な人物の説明が終わっている分、より物語展開が滑らかで緊迫感が増しています。

07/01/06 - の記事

神様のメモ帳

タイトル:神様のメモ帳(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

「火目の巫女」の作者杉井さんの新作(読み切り?)。
や、これはいいですね。なんせニートを扱っているくらいなんでお気楽なだけの物語にはなりようもないんですが、「それなりに」前向きです。
かろうじて高校には通っているものの、いつ転落してもおかしくないくらい周りと接点を持たない高校生・藤島が語り手。
美少女ニート探偵のアリスと、路地裏のラーメン屋になぜか集うニートの面々の日常と非日常を描写します。当然探偵が出てくるくらいなんで、お気楽な日常話では終わらずあるおおきな事件に繋がっていくのですが……その辺は実際に読んでお確かめを。
切ない気分にさせられたりもしますがおすすめです。

06/08/17 - の記事

火目の巫女 (巻ノ3)

タイトル:火目の巫女 (巻ノ3)(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :かわぎしけいたろう
デザイン:?
編集  :?

伊月に「ばか」って言われたい>バカ

正直1巻はあんまりにも救いのない話で、この先どうするんだ?と思っていたら中の人の心境の変化か、はたまた編集さんによって軌道修正が行われたのかだいぶ前向きな話になって読んでて安心感が出てきました。いや、そうはいっても人死にはそれなりにあるんですけどね?
というわけで純和風伝奇第三弾です。
国を守る火目の巫女たち、そして徐々に明かされていく護国の実体とは……。

06/05/16 - の記事

火目の巫女 (巻ノ2)

タイトル:火目の巫女 (巻ノ2)(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :かわぎしけいたろう
デザイン:?
編集  :?

1巻では救いの欠片もない鬱展開でしたが、だからこそ言います。
「こんな鬱展開はもうだめだ!」と思った方こそ特に2巻は読むべきである、と。