名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

こしじまはぐ:越島はぐ

11/11/10 - の記事

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常

タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常(小説:メディアワークス文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :こしじまはぐ:越島はぐ
デザイン:?
編集  :?

鎌倉の片隅で営業しているビブリア古書堂。そこの若く美しい女店主・篠川栞子が古書にまつわる様々な謎を解いていくのを、本は嫌いじゃないがいろいろあってまともに読めない体質なのに、バイト店員になった青年・五浦大輔の目を通して語る古書ミステリ。

結末がどちらかというとほろ苦いものが多かったり、店主の栞子さんも内気で優しげな印象に終わらない別の一面も持っていたりと、全体的にビターテイスト。ですが、本好きなら実在の古書にまつわるいろんな裏話を見ているだけでわくわくしてくることでしょう。
メディアワークス文庫だけに、大人向きの作りになってますがおすすめです。

11/06/07 - の記事

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち(小説:メディアワークス文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :こしじまはぐ:越島はぐ
デザイン:?
編集  :?

三上延の新境地! これはおもしろい!

メディアワークス文庫はどうしてもチェックが甘くなるんで、3月に出てたけどスルーしてましたが、人から『三上延の最高傑作』とまで言われ、あわてて注文、速攻で読み終えた次第です。

おおう、これは……
古書店での本のやりとりを通して見える人間模様です。異能、超常現象一切なし。キャラものではなく、しっかりとした人間模様を読みたい方、そしてもちろんビブリオマニアな方にはぜひ!

09/06/23 - の記事

魔法少女を忘れない

タイトル:魔法少女を忘れない(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しななやすゆき:しなな泰之
絵師  :こしじまはぐ:越島はぐ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

09/02/08 - の記事

パララバ―Parallel lovers

タイトル:パララバ―Parallel lovers(小説:電撃文庫)
作者  :しずきとおか:静月遠火
絵師  :こしじまはぐ:越島はぐ
デザイン:?
編集  :?

ちょっと不思議系の恋愛ものかな?と思ったら、甘かった!

ストーリー重視派ならば、この作品は絶対に読んだ方がいいです。
非常に緻密に構築された逸品。

この作者は、創作活動を始める大きなきっかけに「タイム・リープ」があったとあとがきで書いていますが、なるほどそれもうなずけますね。
というか、「タイム・リープ」と聞いて反応できる人も当然のように買いでしょう。
ミステリのように、いくつも蒔かれた伏線が徐々に収束していきラスト近辺の盛り上がりといったら!
いきなり連発しちゃってますが、やっぱり赤枠おすすめで。