翼は碧空を翔けて 1 (1)
作者 :みうらまなみ:三浦真奈美
絵師 :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集 :?
おてんばな王女の成長記……になると思いますたぶん。3部作の新シリーズ。
小国ロートリンゲンの王宮に緊急着陸した飛行船が物語のはじまり。飛行船ですよ飛行船!
飛行船についての描写は細かいし、単語を聞いてピクッとなったら買って損はないんじゃないでしょうか。
詳しいストーリーには触れませんが、王族として育ってきただけあってアンジェラの考え方はわがままに映ることも少なくありません。ただ、物語の進行具合から見て、アンジェラが周りの人々と接するうちに成長していくのだろうと容易に想像できるし、実際その片鱗も見えてますので、これからアンジェラがどう変わっていくかが楽しみです。
ぶっきらぼうなもの言いしかできないセシルは果たしてアンジェラとくっついたりするのかどうかを予想するのも楽しみの一つかも(笑)
戦争という空気が世界に漂いはじめているので、これからおそらく激動の時代になるんでしょうが……さてさてどうなりますやら。
この作品の名台詞
「お前が悪いわけじゃないさ。どっちかといや、わかってないと怒るほうが悪い。他人がなんでも察してくれるべきだと期待するのは、思いあがりか、ただの馬鹿だ」
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翼は碧空を翔けて〈1〉三浦 真奈美 中央公論新社 2006-11by G-Tools 【天真爛漫に育った王女・アンジェラだが、最近は縁談やら開戦の噂やらでうんざり気味。そんなある日、飛行船が王宮に...
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