名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あの日記って、鍵がついてなかったように見えたんだけど」
「あたりまえじゃないか。女の子が持つ日記を開ける鍵なんて、最初からないに決まっているさ」
あたしの疑問に、露天商のおじさんが自信たっぷりに答えた。
「それじゃ、欠陥品じゃない」
「人聞きが悪い。乙女の日記ときたら、鍵を持った人はそのうち現われると決まっているんだよ。常識さね」


タイトル:お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔(小説:GA文庫)
作者  :しのさきさみ:篠崎砂美
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :メアリー&露天商のおじさん (16 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

さんざんあっちで語り倒してますが、おすすめです。
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それでは台詞解説。
露天の怪しげな品物をみたメアリーは、女の子が鍵のかかったままの日記を買っていくのを見たために、どうにも疑問に思って問いただすのですが……。うわあ……いいなあ。こんなやりとりが普通に出てきます。