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覚えてないけど、キミが好き2

タイトル:覚えてないけど、キミが好き2(小説:一迅社文庫)
作者  :ひがともやす:比嘉智康
絵師  :希望つばめ
デザイン:?
編集  :?

……え?

これは2巻の引きに対する感想です。

両親を三年前に亡くしたショックで、身近な人ほど忘れるという特殊な記憶喪失になっている主人公のクラスに絶世の美少女浅海ゆららが転校してきたが、その彼女は主人公の元カノだと宣言!
基本的には独特な会話やギャグセンスから紡ぎ出されるほのぼの系ラブコメ、なんですがそこは作者が作者だけに気が抜けません。

今回も、ごくごく普通に?手作りお弁当イベントや、修学旅行イベントがあって、そこで主人公の気を引こうと妹のひなたと元カノのゆららが妙なことをいろいろしでかします。
ほんと、この辺のセンスは真似しようとしてもできませんねえ。なんでこういう会話を思いつくんだろう?という。

で、それでもまあ定番といえば定番なノリだったものが、最後の最後で……
だめだ、この斜め上そのものが予測できなかった。
どう着地させるつもりなんだ……


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