名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

あのとき、遠子先輩はぼくを慰めてくれたのだろうか。
遠子先輩は、ぼくの悩みを聞いてくれたわけでも、ぼくを抱きしめてくれたわけでも、肩を叩いて励ましてくれたわけでもない。
ただ、側にいてくれた。
きっと、それだけでも、救われることはあるのだ。
特別なことや、難しいことでなく、ただ、隣でそっと本のページをめくってくれるだけでも……。


タイトル:”文学少女”と飢え渇く幽霊(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?
キャラ :井上心葉 (157 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

文学少女シリーズ第二弾。
やっぱりおすすめです。本文もイラストも両方おすすめです。

まあ台詞解説は……特に不要かな?