名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

パンツブレイカー

タイトル:パンツブレイカー(小説:一迅社文庫)
作者  :かみおじょうじ:神尾丈治
絵師  :丸ちゃん。
デザイン:?
編集  :?

幻想殺しならぬ、パンツ殺し。
半径2メートル以内のあらゆるパンツを消し飛ばす異能が荒れ狂う!

はい、どうしようもないバカ小説ですね。
しかしくだらないだけに、逆にハマると強い! サービスシーンがウリのエッチコメディから一歩前に出てバカ小説レベルにまで昇華させているところが高評価のポイントです。
赤枠おすすめですっ!
……まあなにぶん内容が内容だけに、人を選ぶとは思いますけど、ね?

ギフトと呼ばれる異能が人に発現するようになった世界。そんな中、半径2メートル以内に近づくあらゆる下着のみを消し去る能力を持った少年・汐正幸は、その迷惑な力のために周囲から疎まれ、研究機関などからは狙われるという生活を送っていたが、政府の特殊学校法人に受け入れてもらえる事になる。そこはギフト能力者ばかりを集めた学園。やっぱりそこでも正幸の能力は猛威を振るうが……。

この手の能力ものだと、最近では 「世界の危機はめくるめく!」が近いですね。あっちはパンツめくりですが。ただ、この異能の特徴として自動発動、一切制御不能ってところがいいですねー。
そしてまた、物語を読んでいくとなにげにいい話っぽくなるんですよこれが。パンツブレイカーのくせに!
こういうくだらなさは大好きです。


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