名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「――ねえ、ジノ君。お願いがあるの」
「この間の貸しを返してもらうなら、今がいい」
「ジノ君の気持ちにつけこんでとか、そういうことは言わない。私とジノ君は対等よ。同じゴードン・ミルトン先生の教え子よ。最悪、私のこと嫌いになってもいい。とっても辛いけどそれでもかまわない。そのぐらいの気持ちでお願いするわ」
「だから」
「ジノ君、ジノ君、約束を守ってね。私はこれから沢山の人を敵に回すけど、あなたは私の味方でいてね」


タイトル:放課後のアディリシア 百億の魔女語り外伝(小説:ファミ通文庫)
作者  :たけおかはづき:竹岡葉月
絵師  :中山みゆき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アディリシア・グスタフ (300 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

男なのに、とある事情から魔女に弟子入りすることになった少年のバトルアクション……の、外伝。こちらでは妹がヒロインです。
本編をぜひ読んでみて欲しいですが、外伝から入るというのもアリですね。

それでは台詞解説。
これは本編につながる超重要な台詞と言えます。アディの覚悟の大きさが伝わってきますね。背景はあまりにもネタバレすぎるので読んでもらう敷かないんですが……。