名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「そんなことしてみろ、わたしは、あなたを」
「……殺す、か?
お前様の手で死ねるなら、わしは、嬉しいぞ」
「ばか」
「絶対に。絶対にそんなことさせない」
「いつか、絶対に『死にたくない』って言わせてやる。憶えてろ、ばか!」


タイトル:火目の巫女 (巻ノ3)(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :かわぎしけいたろう
デザイン:?
編集  :?
キャラ :伊月&豊日 (202 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

念のため補足。2番目の台詞以外はすべて伊月が話してます。

なにごとにもまっすぐな伊月。国を護るための小を犠牲にするやり方にはどうしても納得が出来ず、それで怒っています。でも豊日自体は「恨む」とは言いながらも嫌いじゃない。そのあたりの機微を「ばか」から読み取ってもらえるといいなあ、と。
伊月は時々「ばか」って台詞を使いますが、どれもこれも破壊力が高いです(笑)