名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ゴールデンタイム 3

タイトル:ゴールデンタイム 3(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :駒都えーじ
デザイン:?
編集  :?

いちゃラブか! いちゃラブなのか!

記憶喪失により、1年より前の記憶がない青年・多田万里と、一度何かを捕捉すると他のことがまるで目に入らなくなってしまうお嬢様・加賀香子を中心に紡ぐ、大学生たちによるラブコメ。
万里と香子は、すったもんだのあげくついに正式につきあうことになり……あーあーもう好きにいちゃいちゃすればいいと思うよ?という感じで、よろしくやってくれてます。
むろん、それだけで終わるほど甘くはないわけですがね!

勝ち組となった万里と香子。はい、もう犬も食わない状態です。
その一方で柳澤やリンダには受難の時。ここは耐えるしか……恋愛は勝者がいれば敗者もいるわけだから、などというありきたりの話ではむろん終わらないわけで、とうとう当初から「なんで幽霊設定とかあるの?」という疑問だったこれが機能するときがきたようです。
つまり……言わなくてもわかりますね?
どうなっちゃうんでしょう、今後。間違いなくもつれまくりそうな暗雲が立ちこめてますが。

うーん、それにしても香子って、ベタベタを許容できる間は最強にかわいいですね。ルックス最強センス最強、んでもって尽くしまくりときたら、負ける要素などどこにも見当たりませんが、まあだからこそおもしろい(端から見てる分には)。


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