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ニーナとうさぎと魔法の戦車 3

タイトル:ニーナとうさぎと魔法の戦車 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :うづきりゅうのすけ:兎月竜之介
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

自律化して人を襲うようになった野良戦車から人々を護るため、私立戦車隊「首なしラビッツ」は今日も征く!
魔法で動く戦車の設定がなかなかにおもしろく、主人公とその仲間たちは戦車隊という所属でありながら、シリーズ的にはむしろ戦争後の「復興」が大きなテーマになっているところも特徴といえます。

さて、3巻。
先日の事件で知りあった少女・アリスが、首なしラビッツのメンバーのことを心から尊敬し、また時折寂しそうな表情を見せるにも関わらず、常にメンバーと距離を置き、ニーナ達が友達になろうとすると全力で拒否をする。どうやらアリスには人に言えない大きな秘密を抱えているらしい……。

あー、とりあえずご安心ください。
鬱エンドではありませんからね!
いやー、でも野良戦車の設定には微妙に意表をつかれたというか、なんとなく「個にして全、全にして個」の某巨大生物を想像しちゃったなあ。


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