名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

神さまのいない日曜日V

タイトル:神さまのいない日曜日V(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いりえきみひと:入江君人
絵師  :茨乃
デザイン:?
編集  :?

神様に見捨てられ、新たな命が生まれなくなり人は死者になって動き続けるようになった世界。そんな世界で、死者を唯一永遠の眠りにつかせることができる墓守の一人である少女・アイが、世界を救おうとするファンタジー。

独特な世界観はもちろん、アイが子供ならではの純粋さを持ちながらも、同時に恐ろしく冷徹な思考も併せて持っているところがこのシリーズの魅力となってます。

5巻は……なんか思いの外長くつきあうことになった、アリスとディーのエピソードですね。彼らの故郷でのお話。

アリスのディーが暮らした、三年四組が14年前の1年間を繰り返す閉鎖空間になっていて、それを解放してやるにはどうすればいいのか?

さて、適当に雑感でも。
スカーさん、昔はあんなに無双だったのに今やもうその影はどこへやら。慣れない育児に右往左往するただの新人ママだよ! まあその落差がおもしろくはあります。

アイはまあいつも通りですねえ。ただ、今回はアリスにどっちかというと良いところは持って行かれて今ひとつ冷徹モードになりきれてない、どころか最後が! これはフラグきた?


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