名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

這いよれ!ニャル子さん 7

タイトル:這いよれ!ニャル子さん 7(小説:GA文庫)
作者  :あいそらまんた:逢空万太
絵師  :狐印
デザイン:?
編集  :?

あいも変わらず混沌としまくった邪神コメディ短編集。

GAマガジン連載の3話+書き下ろし1話の構成です。
ぶっちゃけ短編だろうが長編だろうが、全く違いはないけどな!!!

安心と信頼のネタまみれクオリティ。
個人的には、ルーヒーさんのイラストはまるで覚えてなかったので(や、たぶんあったよね?)、カラーの挿絵で出てきたのに本編でその部分に来るまで「誰? これ?」と思ってました。まじすいませんでした。

ところで、これ、読んでる人で100%元ネタを理解できる人はたぶんいないんじゃないでしょうか。ニャル子さんの小ネタの使い方の上手いところは、出典を理解できなくても、特に何事もなく普通の地の文や会話としてスルーできるような作りになってることですね。
もちろんわかればそれにこしたことはないけど、別に知らなくても普通にコメディとして読み進められる。こういうのって、できてるラノベはそんなに多くないと思います。
アニメ版の歌詞ネタとかさりげなさすぎて、アニメ見てないと絶対わからんよなあ。よもや、ここまで長期化するとは思ってなかったけど驚くことに飽きないんだこれが。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 日曜, 2011/04/17 - 20:43

著:逢空 万太 イラスト:狐印 「……これ、ちゃんとした鶏肉なんだよな」 「……ええ、ちゃんとした鳥肉なんですよ」 「鶏肉だよな?」 「鳥肉ですよ?」 「…………」 「…………...