名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

カンピオーネ! 9 女神再び

タイトル:カンピオーネ! 9 女神再び(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

規格外の強さを持った”神殺し”の主人公が、神様や、他のやっぱり規格外の連中と戦うバトルアクション。
巻を追うにつれて、ハーレム的な環境にすっかり順応しちゃってる魔王こと草薙護堂はさすが英雄ですね。

表紙で、もう勘違いしようがないとがないと思うんで書いてしまいますがアテナとの再戦が待ってます。それ以外のご褒美もあるけどね!

「まつろわぬ神」アテナとの再戦という割に、なんで表紙がこんな感じになってるのか?という点についてはいろいろ勘ぐりたくなるでしょう。自分も「えー?」と思いながら読み進めて、なるほど納得。ネタバレは本意じゃないのでよけいな野暮は書きませんが、いろいろ悶々としながら読めば良いと思うよ!

しっかし、相変わらずこのシリーズはエロいですね!
いや、やってること自体はそこらのラブコメの方が下手すりゃエロいはずです。なんせうれし恥ずかしアクシデントだってこのシリーズにはそうそう起きない。キスは確かにラブコメ系統なら一つの到達点と言えなくもないですが、カンピオーネの場合、「英雄は好色」みたいな見なしが既にできあがってるからなにやってもOKな空気がある。でも、あくまでキスまでしかしない。
……というのに、あの濃密な描写と来たら!

さすがに護堂周りの側近達も一段落ついて、かわりに物語が一段階進んだような感じです。次は「彼」との対決か!?


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/5274