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紅のトリニティ

タイトル:紅のトリニティ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :しいなれんげつ:椎名蓮月
絵師  :みなづきゆう:水月愁
デザイン:?
編集  :?

なんかもう富士見定番の感がある、学園伝奇ファンタジー。

……なんですが。
クールな赤城先輩と素直なナナは超かわいくてきゅんきゅん来るんですが、反面主人公のネガティブ思考は読んでてかなり精神的に疲れるんで、この辺がなんというかこう実に表現しがたいものがありますね。

舞台は、「蝕(ムシバミ)」によって、人類が脅威にさらされている世界。
幼なじみの少女・花蓮と共に蝕に対抗できる「螺旋師」(スパイラル)の学校にやってきた有明。到着早々、潜在能力を発揮してトラブル解決に寄与もしたが、その素質に反し、頑なに螺旋師になることを拒否し続ける有明。
そんな彼に対し、「ならばなぜこの学園に来たのか」と周囲からの敵意が突き刺さる……。

んー、たぶん今後主人公は成長していくはずなんですが、このマイナス思考っぷりはきつい。
その代わり、ヒロインズは総じてかわいく、なかでもナナの素直ないい子っぷりはお持ち帰りしたいぐらいの勢いです。あと赤城先輩のデレは販促……ちがった反則。


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from 海猫の棲む入り江 on 月曜, 2010/09/20 - 01:28

涼しくなってきたおかげなのか読書が集中してできるようになってきた。 読書の秋を満喫中でございます。 ほんとに今年の夏は暑苦しすぎて季節感味わうどころじゃーなかったよ。 今...