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アスカ―麻雀餓狼伝

タイトル:アスカ―麻雀餓狼伝(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :よしむらよる:吉村夜
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

時々スーパーダッシュ文庫は、あまりにもフリーダムな作品を出してくることがあります。
これもそんな一冊。

なんと、本格麻雀小説です!

超能力で嶺上開花を連発したり、麻雀で世界の政治が左右されたりはしません。実に実に堅実な?賭博麻雀が繰り広げられます。
いやあ、BUNBUN絵でこんな話が読める日が来るとは……。間違いなくsakiが追い風になってるんでしょうね。でなきゃGOサインが降りたかどうか(笑)

麻雀で食っていたという本物の賭博打であった祖父から、幼い頃から麻雀の手ほどきを受けた少年アスカ。
高校生になったアスカは普通の生活には我慢できなくなり、高レートの賭博麻雀の世界に足を踏み入れる。そこで出会った一人の美女に実力を認められ、コンビ打ちをはじめるアスカだが、賭博の世界は甘いものではなかった……。

いやー、私まだまだ麻雀はルールを習得中の段階で(その昔家族麻雀や脱衣麻雀をやってた程度なので、役もろくに覚えてません)、当然のように飛び交う麻雀用語も半分くらいは「????」状態だったのですが、それでも勝負に挑む緊張感とかは十分伝わってきました。なお、この手のお約束として巻末に用語集などあり。
さすがに全く麻雀を知らない状態だと楽しめないかもしれませんが、アニメのsakiをみたことがあるなら、まあなんとかなるでしょう。
つか、妙に賭博周りの描写がリアルなんですが、やっぱり「そういう」ことなんでしょうか。言わぬが華というものですかそうですか。

読めるものなら続編もぜひ読みたいものですが……さすがにいくら麻雀ものに追い風が吹いてるとはいえ厳しいだろうなあ(汗


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 火曜, 2010/03/23 - 00:39

著:吉村 夜 イラスト:BUNBUN 「僕でいいのか。これでも男なんだぞ、それはわかっているんだろうな」 「アスカは狼だけど、信義を守ってくれる。あたし、そう思ってあなたに賭けよう...

from monumenta librorum on 月曜, 2010/03/22 - 20:56

タイトルにもあるように、麻雀物である。ライトノベルでは珍しいが、森橋ビンゴの『ナナヲ チートイツ』に続く作品である。こちらも、それに似て、ヤクザそのものではないにしても...