名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

りてらりっ―深風高校文芸部

タイトル:りてらりっ―深風高校文芸部(小説:一迅社文庫)
作者  :くじらはるひさ:鯨晴久
絵師  :剣康之
デザイン:?
編集  :?

ゆるやかでライト百合な文芸部の日々を描く部活コメディ。

ラノベに出てくる文芸部は、名ばかりで活動実体のないことも多いんですがこの作品は緩い活動ながらもちゃんと創作もしているのでなんか嬉しくなりますね。ちなみに文芸部員は全員女の子ですええ。

純文学を好んで読み、小説家を目指そうとしている少女・藤枝沙織は、文芸部を体験入部に訪れる。同じく体験入部に来た、長身でクールな少女・桐生要と一緒になってすっかり先輩のペースに巻き込まれつつも、居心地の良さを感じて入部することに。
純文学しか知らなかった沙織は、ラノベや漫画の良さも知っていくことになる。クールにみえ頑なにオタクであることは否定しようとする要のオタクぶりや、部長が重度の腐女子だったり、プロ作家が部活に参加していたりと、ゆるゆるで百合な雰囲気を醸しつつも、しっかりと本を読む以外の活動もしているのが好感度高し。

挿絵の雰囲気も手伝って、なんかこうぽわぽわーっという気分になりましたですええ。


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/4398