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ブレイドライン2 アーシア剣聖記

タイトル:ブレイドライン2 アーシア剣聖記(小説:スニーカー文庫)
作者  :みずのりょう:水野良
絵師  :つゆき:津雪
デザイン:?
編集  :?

激しく今更ですが、積ん読山で目にとまったので発掘して読んでみた。

あーなんかツボった。
正直に言って、物語の疾走感はそれほどないし、緊張感もあるようで命のやりとりのシーンでも、主人公はどうせ死なないんだろうなあみたいに思えてしまうんです、が……

まずは最終兵器母親状態がすごい。
それと主人公の女耐性の低さが妙にリアルで笑え……もとい泣けます。

こういったファンタジー系の主人公は、たいてい「超女好きだぜハーレム目指すぜ!」か、ものすごくストイックかどっちか。でも、ヒエンの場合、中二のような女性耐性の低さを発揮しまくり、その度に失敗する哀れさ。ヒロインが使い捨て?なのも、今どき珍しいですね。

それよりなによりヒエンの母であるセラが真のラスボスすぎるだろ!
なにこれ。一見王道ファンタジーのストーリーラインなのに、そこかしこでセオリー破りしてるのがおもしろいですね。
この先どうなるのかしらん。次の巻も読んでみようっと。


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