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魔法の材料ございます2  ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚

タイトル:魔法の材料ございます2  ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚(小説:GA文庫)
作者  :あおいあずま:葵東
絵師  :つるぎはがね:蔓木鋼音
デザイン:?
編集  :?

伝説の英雄が開いたドーク魔法材店の三代目店主シャルト。魔法の才や知略など、優れた実力をもちながらも普段ぐうたらで真面目に経営をする気がまるでなし。そんなシャルトが、周囲で巻き起こる事件に対処していく中で、復活・覚醒していくという冒険活劇。

冒険活劇と称しましたが……2巻の内容は伝染病の発生と、それにまつわる政争というなかなかに熱い内容です!

2巻出たのは2009年11月。こんなにおもしろいのに、思い切り積んでましたorz
ううっ、反省。毎月山と出る新刊全てを読むなどという芸当は、たとえ読子さんや遠子先輩と言えども難しそうですがおもしろいものを逃さないような努力はしていきたいですね……本当に。

お店に平和が訪れていたのもつかの間、街に赤熱病が発生する。悪名高い伝染病で、治療するにはユニコーンの角と高い治療技術が必要だが、もうけようとする商人の思惑や政争の道具に使われ状況は悪化していく……。おまけに頼りのリリアーナ王女にも危機が。どうする三代目!?

一刻を争う疫病への対処という緊迫感がよく出てました。
そして、大量に死人が出るかもしれないという時に保身や権力闘争しか目に入っていない浅はかな人間達。そんな中必死に救命のため駆け回る姿は、なんかこれがほんとに1巻でだらだらしてた三代目と同一人物とは思えませんが、非常に男らしかったです。これはサシャも惚れるわけだうん。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 火曜, 2009/12/29 - 22:46

著:葵 東 イラスト:蔓木 鋼音
「追いつめられた平民がなりふり構わなくなった恐ろしさを知るがいい。そうさ、僕は僕を人質にして脅迫する。西方地域の民を見捨てようとしている...