名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

天空のアルカミレス (2)

タイトル:天空のアルカミレス (2)(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

ダーク系。あ、それと変身ものでもあります。
幼い頃に記憶を失った状態で保護された二人の少年少女が、大きくなった頃直面する事態。8年前の新宿消失。人に徒なす存在テリオスとは?
現代学園ファンタジーとしては定番ですが、やっぱりこの作者の人の場合幼馴染み絡みの心情描写があまりにも上手い! 全日本幼馴染み推進委員会から表彰受けてもいいんじゃないかと思うくらいです。日向子さん、健気すぎ(涙
それにしてもハッピーエンドが想像つかないんですが、この展開だと最終的にはどっちか片方の幼馴染みはやっぱり……いや、考えるのはやめよう。


この作品の名台詞

「意志のある者だけが剣を取るんだろう。この不利な状況で、なにが君に剣を取らせているんだ? 戦うのをやめようとは思わなかったのか?」
「……戦う他になにも知らなかった。
それ以外に理由はなかった、と思う」
「今も他に戦う理由はないのかい?」
「……よく、わからない」

→解説


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from F.Y.A.E./review ver. on 火曜, 2006/07/25 - 19:32

特撮ファンにはグッとくるものがある変身ヒーロー物「天空のアルカミレス (2)」です。
《金色の戦器》奪還の命を受けた双子のテリオン・火凛と水漣が拓也の前に現れた。最後のアルカ...