名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「銃声が聞こえた。――また殺したのか」
「ああ」
「言ってくれりゃ、俺がやってたのに。それくらい部下に命令しろって言っただろ」
「これは私が自分の責任において果たすべきことだ。おまえには関係ない」
「……たまには甘えてくれってことなんだがな」
「私を甘やかすな」
「……」
「甘える相手のいる人間は、弱くなる。私はここで弱くなるわけにはいかないんだ。だからおまえに甘えるつもりはない」


タイトル:空と月の王〈2〉約束のカケラ(小説:MF文庫J)
作者  :しもじまけい:霜島ケイ
絵師  :ギンカ
デザイン:かがやひろし
編集  :大喜戸千文
キャラ :ナツキ (282 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ガス欠気味なんで作品情報は画像クリックで(汗
1巻をごく最近まで積んでいて一気読みしましたが、少女レーベルではベテランさんだけあって手堅いです。ファンタジーとしてはなかなか。特に「叡智の右手」がいい味出してます。

それでは台詞解説。
とは言ってもみたまんまですが。殺すということはそれなりの意志のいる行為ですが、これを他人任せにはするつもりがないことを言ってます。