名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE

タイトル:ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE(小説:スニーカー文庫)
作者  :ここのえいちき:九重一木
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

第13回スニーカー大賞<優秀賞>受賞作。

由緒正しき中二病小説。>褒め言葉
仰々しい設定が出まくり、世界の危機はもちろんのこと、用語には漢字+カタカナのルビ、名も無き人物は容赦なく死体量産というまさに王道。
キャラとしては天然あり、ツンあり、小学生ありと幅広く対応してます。キャラはばっちり立ってますのでこの手の話が好きならおすすめ。

クラス一の美少女・真白に屋上に呼び出された翔。真白からは『翔に手紙で呼び出された』というが身に覚えがない。そこで彼は”夢を見続ける神”からコンタクトを受け、真白を”端末”(ガジェット)から解放することを命じられる。
さらにわけがわからないままの翔に追い打ちをかけるように、真白の妹が現れ、真白は『繁殖』の役目を持った”端末”だと告げる……。

えー、ぶっちゃけ冒頭説明してもよくわからんと思いますが……まあ一冊読み切ればわかります!たぶん。燃える台詞とかはバッチリです!
天然な姉に、姉を守護する妹、日本一包容力のある小学生、その他個性的なキャラには事欠きません。

さすがと言うべきか植田亮さんによるイラストは相変わらずクオリティが高いので、イラストに釣られるのもありだと思います。


この作品の名台詞

「なんでこんなところにいるんだよっ!」
「………………私は、ただ、おにーさんが殺されるのを見たくなかっただけです」
「だからってリトがこんなことしなくていいっ! リトはまだ小学生だろ!」
「小学生だって死ぬほど大切な人はいるんですっ!」

→解説


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from 萌えレビュ! on 金曜, 2009/07/17 - 02:04

角川スニーカー文庫のラノベ、『ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE』(九重一木先生原作、植田亮先生イラスト)が発売中です。

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