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腐った林檎と吸血鬼

タイトル:腐った林檎と吸血鬼(小説:HJ文庫)
作者  :なつみどり:夏緑
絵師  :とうや:十夜
デザイン:?
編集  :?

吸血鬼もの。
微妙にセオリーをずらしたところがミソです。
主人公とヒロインの吸血鬼の間にストライクな恋愛フラグが立たないとか、吸血鬼の倒し方とか弱点への耐性とかところどころおもしろい解釈が。

登場早々主人公の少年・浦人が瀕死の重傷を負い、吸血鬼の少女・ラミカによって新たな生を与えられる、っていうのはこの手の定番ですが、そこで恋愛フラグが素直に立つかと思いきや、吸血鬼の少女は友達のなゆりにぞっこんで(でも百合ではない)、なゆりの想い人の浦人に嫉妬しまくってデートだろうと小姑のようにつきまとって監視するとか。

なゆりの殺人料理(笑)が伏線になってるなんて予想もしませんでしたよ!
というわけで、基本はベタながらけっこう楽しく読めた一冊です。


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from あにあむのライトノベルの館 on 水曜, 2009/12/23 - 22:04

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from monumenta librorum on 土曜, 2009/05/23 - 21:20

デート中に連続殺人犯に襲われて死にそうになったが、美少女な吸血鬼によって救われて、吸血鬼になってしまった少年が主人公の話。結局、殺人犯を捜す話になるのだが、この手の話と...

from 愛があるから辛口批評! on 土曜, 2009/05/16 - 08:16

腐った林檎と吸血鬼 (HJ文庫) 作者: 夏緑, 十夜 出版社/メーカー: ホビージャパン 発売日: 2009/05/01 メディア: 文庫 「面白い、面白いけど何かが足りない」 と思った新シリーズでした。   ...