名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

迷い猫オーバーラン 4 みんな私が拾います

タイトル:迷い猫オーバーラン 4 みんな私が拾います(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :まつともひろ:松智洋
絵師  :ぺこ
デザイン:?
編集  :?

どんな迷い猫でもウェルカムなケーキ屋「ストレイ・キャッツ」の日々を描く……えーと賑やかな癒し系、かな?
これ1巻読み始めた当初は、ツンデレ好き御用達のラブコメ?って印象だったんですが、巻が進むにつれてかなり印象が変化。
もちろんラブコメ要素はないわけじゃないんだけど、それよりもいろんな理由で路頭に迷っている人間を理由も聞かずに助けてくれる乙女姉さんの懐の深さにに癒される、そんなちょっと気持ちが暖かくなる話になってきてますね。個人的好き度数が右肩上がりなシリーズ。

困っている人間がいると、世界中のどこの誰だろうと放っておけない乙女姉さん、またしても美少女を拾って来ちゃいました!
で、この美少女がまたわけありで……

クリスマス直前で、『いろいろと』準備がある中でも、みんな文句も言わずクリスを助けてくれてます。
まあそれはいつも通りなんですが、やっぱ最終的には乙女姉さんですね。
優しくて、困った人間を放っておけないのはもちろんなんだけど、単に願いを聞き届けてあげるだけじゃなくて根本的な解決に繋がるようなやり方を考えてるところがいいなあ、と思ったのでした。
あー、あとクリスはきっと再登場するな、○○的に。


この作品の名台詞

『いいかい、僕たちに恩返しなんてしなくていいんだ。もし、乙女が恩返しをしたいと思うなら、いつか乙女に助けを求めてくる人がいたらその人を助けてあげればいい。乙女が、そういう人間に育つことが一番の恩返しなんだよ』

→解説


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 日曜, 2009/07/05 - 01:06

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