名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「壊れてもいい。
だってっ、直巳のためだから」
「ぼく……の?」
「ピアノだって、ギターだって、直巳のために弾くの。同じステージにいられないなら、こんな手は壊れてるのと同じ。響子と千晶が、あなたと一緒に演っているのに、わたしだけそこにいないなんて、ぜったいにいや」


タイトル:さよならピアノソナタ〈4〉(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?
キャラ :蛯沢真冬&桧川直巳 (194 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

恋と音楽(と革命)の青春ストーリー。
完結です。最後まで素晴らしい物語でした。
読みましょうぜひ。

それでは台詞解説。
だらだらしつこくは説明しませんが、壊れるというのは手のことです。そうまでしてでも弾くのだ、と言わせるほどに真冬の想いは深いということ。