名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ぼくと彼女に降る夜 フールジェスター~道化る愚か者

タイトル:ぼくと彼女に降る夜 フールジェスター~道化る愚か者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

目立たないことを信条として日々を暮らしていた高校生の少年・騎士(ナイト)。
ある日街角で行われている魔術師同士の戦闘を目にしてしまったことから殺されかけ、魔術士の少女・ヨルに助けられる。それがきっかけで、八組の魔術師同士が最強を座を勝ち取るために争う《魔宴》をヨルと協力して戦うことになるというマジカルファンタジー。

……なんですが。新キャラがロリですよお兄さん! ナナが不覚にもかわいすぎるわけですが!

騎士が出会った少女は、魔術師のはずなのに言動がムチャクチャ!
バカ? 天然? 一例を挙げましょう。
「ナナはこう見えても、グルメなんですよ。大抵のものは食べられるです」
「グルメ?」
「ですです~。好き嫌いないですよ」
「……グルメって言葉の意味、知ってるか?」
「どんなものでも美味しく食べられる人です」
このずれてるはずなのに、微妙に合ってる感が絶妙ですです。

もちろん、なあなあで終わらず「え、ちょ、おいおいおいおい!!」みたいな展開も待ってるので油断できません。
……余談ですが、今回ヨルはナナに出番も印象もすっかり奪われて今ひとつ影が薄かったです。
危うしツンデレ少女。


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