名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

パステルと空飛ぶキャンディ

タイトル:パステルと空飛ぶキャンディ(小説:一迅社文庫アイリス)
作者  :しまゆき:志麻友紀
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:?
編集  :?

お嬢さまの集う学園。寄宿舎。百合ん百合ん(ただし健全)。王子様。いじわるな金髪ロール。
このあたりの単語にピピッと来るものを感じたら、迷うことなく手にとってレジへGO!!

心の底まで善人で出来上がっていて人を疑うことを知らない素直なパステルと、ミステリアスで孤高な存在の美少女エリザベス。
この二人のラブラブな関係がっ! いやー、ホントに良い雰囲気百合です。

至って健全な内容なので、一線を踏み外すことはないですが、そういう抑えられた表現の方がむしろ燃えるわけで(笑)
パステルは、そういう空気は一切読めない子なんだけどそこがまたいいというか。
パステルがお菓子を作るのが好きなので、お菓子を食べるシーンもよく出てきますが「天使のシフォンケーキ」はぜひ食べたい!

これ、とある作品を読んでる人には特におすすめしたいんだけど、それ言うとネタバレになっちゃうからなあ。言うに言えない……


この作品の名台詞

「嫉妬?」
「そう、パステルがあんまりアグネス、アグネスと言うから、パステルの一番は、きっとそのかたなんだろうなと、思って」
「……私の一番?」

「私とあなたは、会ったばかりだから仕方ないわね。でも、私、パステルの一番になってみせるわ」

→解説


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