名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「光は、光以外であることを放棄しているから速いのだ」


タイトル:制覇するフィロソフィア(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さだがねしんじ:定金伸治
絵師  :エナミカツミ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?
キャラ :神野亜零 (214 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

今日で三日連続の「制覇するフィロソフィア」紹介ですよ?
というわけで如何に気に入ったか分かっていただけた事かと思います。
燃えです燃え。
「萌え」ではないのです。燃えなのです!
そしてそういう少年漫画的構造を持ちながら、哲学してるのです。
一例を挙げておきます。
「目に映らぬものなど信じぬ! 頼らぬ!
現実において『有用』であるものが真理よ! おれの哲は徹底して『プラグマティズム』だ!」
「……悪くない言である。
確かに、プラグマティズムも立派な哲の一つだ。しかし、それを語るおぬしの『哲』はいかにも浅い。実用、という言葉に対して、真なる理解を持っていない。それゆえに、おぬしは鍛え抜いた身体を扱いきることができぬ」

とかこういう感じ。別に哲学なんぞ知らなくても問題はないのですが、知っていたら別の楽しみ方ができることでしょう。

では本日の台詞解説。
捉えきれぬ速度を持つ敵・神野。なぜそのような速さを持つ事が出来るのか?その答えです。徹底的に他のものをそぎ落とし、すべて捨て去ったところに真理がある。とまあそんな感じですね。