名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「舐めるなよ帝国三番姫!!
こちらの罠に掛かっているということをまだ理解しないのか! それを試してやる!? 聞いたこちらが赤面するようなことをぬけぬけと!」
「なん、だと……貴様……」
「生き死にを聞いてやっているのはこちら側だということを忘れるな! こんな弱小国家に一人残された、死ぬしか能のないイカレた大虚けと! 全帝国国民の期待と羨望を一身に負って立つ自分自身とを! 天秤にかける覚悟はあるのかと聞いている!!
……さあ。己の刃に聞いてみろ」


タイトル:ミスマルカ興国物語 1(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :マヒロ&ルナス (239 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

いつもすちゃらかで王子としての自覚などまるで感じられない不真面目極まるマヒロ。
そのマヒロが王国の留守を預かることになったのはいいものの、その隙に帝国が……。
果たしてこのピンチをミスマルカ王国はどう切り抜けるのか?
口先三寸、ハッタリで国を救う物語です!!
なお、他の林トモアキ作品とも関連があるですよ?

それでは台詞解説。
帝国の三番姫に窮地に陥れられたはずが、逆襲の王子。
いつもスチャラカな王子からの台詞だけにおっそろしい迫力があります。
なお、姫もやられっぱなしというわけではなく、ラストでは再逆襲が……(笑)