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ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド

タイトル:ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド(小説:電撃文庫)
作者  :かどのこうへい:上遠野浩平
絵師  :緒方剛志
デザイン:?
編集  :?

世界の敵を自動的に殲滅するという<不気味な泡>ブギーポップの新作。
巻を追うごとにブギーポップはラスボスとして君臨している感が強くなってきていて、存在感自体は増しているんですがどんどん登場する機会は減っているような……でも今回は割と見せ場があったかな?

ブギーポップだけに限らないんですが、上遠野浩平ワールドはすべてどこかで世界観が繋がっている設定になってます。
ましてやブギーポップ内部の設定の場合は言うまでもないですね。
正直2作目に出てきた「イマジネーター」がそこまで強い敵だったなんて読んでる当時は思いもしなかったんですが、上遠野ワールドでは非常に重要な位置づけになっているので、話を忘れてしまっている場合は一度読み返しを推奨します。
で、今回の話は平たく言うと「イマジネーター」に捨てられてしまった改造人間の話と言うことになるかと。

しかしそれにしても、緒方剛志御大の絵柄はほんっとうにコロコロ変わりますね。ああっ女神さまっの1巻と、最新刊(とは言ってももう詠むのやめちゃったんですが)くらいの差があるような。や、今の絵柄もこれはこれで好きなんですけどね?


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from 愛があるから辛口批評! on 水曜, 2008/01/16 - 19:39

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