名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

PBMからライトノベルという遍歴をたどった自分が来ましたよ

いちせさんのTRPG についてメモ。いまさらな気もするけど、ライトノベルと関係が深いと言われる TRPGについて簡単に調べてみたり。(以下略
という記事をきっかけにライトノベル系サイトで、TRPGについての話題があちこちで挙がってます。リンク集はこちら。
●テーブルトークRPG と ライトノベル と(つちのこ、のこのこ)

古参のライトノベル読みにはTRPG出身者がかなり多いようですが……
私の場合は、PBM(メールゲーム)経由でしかもTRPGを経験せずにそのままライトノベルにスライドしてます。たぶん割と珍しいんじゃないかな?

つってもPBM? なにそれ?と言われることが大半なわけで(汗
詳しくはウィキペディアを参照してください。要は郵便を使い、自分の行動は文章で宣言し、行動結果も小説仕立てで帰ってくる変則的なTRPGのようなものです。

今は亡き遊演体のN96から参戦して、N97、N98と約三年間PBMをプレイ。
当時ネットはまだ未発達、携帯電話なんぞブルジョワの持ち物だったので、もっぱら郵便によるやりとりが中心で、気合いを入れて遊ぼうと思うと金と時間がアホみたいにかかるシステムでした。
1ヶ月に10通以上速達を乱発し、返信用ハガキを添えて行動協力を依頼したりとか今考えるとよくもまああんな無茶ができたものだと思います(苦笑
1年単位でゲームが開催されるのですが、年間の参加費用もかなり高かったしねえ……(遠い目

まあともかく、PBMに一時相当入れ込んでましたがN98の頃はもう後半には自分にとっての魅力がなくなり、ゲームとライトノベルにシフトしていき、名台詞に引っ張られるようにしてどんどんライトノベル比率が高まって現在に至るわけで、とうとうTRPGをやらずにいきなりPBMを経験し、あとはそのままずるずる来てしまいました。
なので今さらやるにやれない、みたいな(苦笑

トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/2105

私はコレで人生変わりました

遊演体、懐かしいです
私はN91からN95まで参加していました
就職したのを機に引退したのですが
それでもオタ趣味から足を洗えなかったという(笑)
これがなけりゃ小説書こうなんて思いもしなかったでしょうから
私もネットゲームで人生変わった一人でしょう

あそこ出身のもの書きさんとか。

>さかなやさん
>これがなけりゃ小説書こうなんて思いもしなかったでしょうから
私も下手すぎて(ほぼ)世に出してませんが、そのようなものをやっぱり影響されて書いてた時期がありました(笑
さかなさんなんかは完全に人生を踏み外したクチでしょうか(ぇ

実際遊演体出身の人って今でも業界にけっこういますしね。
新城カズマ、星空めてお、甲斐甲賀、賀東招二、木村航etc……うーん改めて見てみるとすごいな。

PBMだけでTRPGやってな

PBMだけでTRPGやってないってのは、自分の経験上は確かに珍しい気がします。自分の周囲にいたPBMやってた人はみんなTRPGやってたなあ。
僕はPBMに関しては、「蓬莱学園」を憧れの目で見ていただけで(知った当時は既に終わってた)、狗狼伝承のPBMに一回参加しましたが、上手くロールしていくコツがつかめず、途中で脱落しました。うーむ。未だにPBM……は難しいけどPBeMなどはやってみたい気がするんですが。

興味はあったんですがねえ…

>永山祐介さん
やっぱり普通はTRPGもやってますよねえ。
私の場合はどうもタイミングとか、その当時の社交性のなさとか(爆)が災いしてやらずに来てしまいました。コンプティークのリプレイなんかはロードスの第一部からクリスタニアくらいまでは熱心な読者だったんですが。
今思えばつくづく体験しておくべきだったなあと思います。

「蓬莱学園」は、わたしも小説版しか知らないのでぜひPBMで遊んでみたかった!
PBeMは、昔はそれなりに数があったんですがPBMほどではないとはいえ、運営側の手間がかかりすぎて今ではすっかり廃れてしまいましたね……。