名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あたくしが……あの方を救出していれば……」
「それは違う。一人の隊員、一つの部隊ではできることに限りがある。だからこそ連携する者が勝利するのだ。行きたまえ、小隊長。そして死者の無念を晴らす鍵を手に入れろ」


タイトル:スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :鳳(あげは)&エドワルド (98 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

燃えるSF。あ、SFというと無条件に警戒する人が中にはいるようなので言っておくと人物描写とか台詞が実に魅力的なので、設定だけでつまづくことはまずないと思います。
なお、読む時はスプライトシュピーゲルとオイレンシュピーゲルはセット推奨。
それも、できれば両方の1巻、両方の2巻……という具合の読み勧め方を推奨します。

それでは台詞解説。
力及ばず一人の人間を失い、一段と状況が不利になったMSS。後悔する鳳(あげは)を州知事が鼓舞します。
こんな上司がいると頼もしいですね。