名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

携帯電話俺

タイトル:携帯電話俺(小説:ガガガ文庫)
作者  :みずいちけい:水市恵
絵師  :なぽる
デザイン:?
編集  :?

第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>受賞作。
ある朝目覚めると毒虫ならぬ携帯電話になっていた自分。さらに自分の偽物が普通に生活を送っていて……。
と、ここまででネタバレを好まない方はストップ推奨。
もう少し判断材料がほしい方は以下もお読み下さい。

最初のうちは、携帯電話となった自分が、自分自身(の偽物)の友人関係や恋愛も含めた日常を客観的に見つめることでいろいろ考えていくという青春ストーリー的なお話だったんですが……
途中からなんか別の話になってますよ?

ここでさらに念のためもう一段ネタバレ宣言しておきます。

ちょっと予想外な展開を見せてくれました。
前半は変化球な青春ストーリー。
後半は魔法ファンタジー。
うーむ、こりゃまたなんとも「けったい」な物語でした。


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