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竜と箒とひかりの彼方

タイトル:竜と箒とひかりの彼方(小説:ファミ通文庫)
作者  :とみながひろし:富永浩史
絵師  :晴瀬ひろき
デザイン:?
編集  :?

陸軍魔法士官学校飛行科で魔法を勉強する生徒達のアクションファンタジー。
全体がゆるく淡々としているようで、意外と熱かったり独特な雰囲気を持ってます。
仲間と協力して独りでは出来ないことをやり遂げる、そういう青春模様もしっかり押さえたよいお話です。
で、前提としていい話だと断った上で。
巨乳のお姉さんにやたらと執着を見せる、最近ゆかいな(笑)エントリを連発中のいつも感想中の中の人にはぜひ読んでほしい話です。ええもう名指しです。
なにせ大女で胸も大きい主人公の裏?名台詞は「むぅ、今だけは、おっぱい触っても許してあげるわ」ですから!
……くれぐれも言っておきますが、基本的にはゆるくてもいい話ですからね?

空を高く飛ぶことに憧れて陸軍魔法士官学校飛行科に入った大女・エリーナ。(体もでかけりゃ胸もでかい)
四苦八苦しつつも仲間と共に魔法を学ぶ中で、いやーな同級生と角突き合わせたり、気の合う女の子とバカやったりファンタジーという枠こそあれど学園ものとしての基本がしっかり入ってます。対抗戦で、協調性の足りないチビ助な男・ヨーツェンをやりこめようとがんばったり、そのチビ助のことが気になったり。
魔法を学ぶために学校に入った人間が多く、戦うということを意識していない人間が多い中で、一人だけ戦いに拘っているヨーツェンとの距離感などなど、いろんな要素が凝縮されてますが、メインは学園ものとしておすすめしておくことにします。
それにしても大女とチビ助というコンビはいいですね。身長の違いで、何かことがあるとちょうど小さい方の顔の辺りに胸が行くのはお約束で(笑)
The・かぼちゃワインとか懐かしく思い出しました……って今の若い世代には絶対通じないネタだよこれorz


この作品の名台詞

「お前は飛べないんだ、そう認めてしまえば楽だぞ」
それだけは冗談でも言ってはだめ。
「いいかげんにしろ、我が前に屈服したとて恥ではない。俺のほうがすべてにおいて上だと決まっているのだから」
「いやかましい、人の心を折らなきゃ守れない名誉なんか犬も食わんわ!」

→解説


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